きょう16日にスタートするABEMAのオリジナルドラマ『透明なわたしたち』(毎週月曜23:00〜)の配信直前プレミアイベントが都内にて行われ、福原遥、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、松本優作監督が登壇した。
サプライズで福原遥の誕生日を祝福
『透明なわたしたち』は、週刊誌ゴシップライターの碧(福原遥)が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作氏が脚本と監督を務め、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』の藤井道人氏がプロデュースを手がけた。
同作の主演を務めた福原は、「この素晴らしい作品を作られた監督についていく! という思いで、精一杯役と向き合っていました」といい、「碧を演じることは自分にとって挑戦でした。すごくまっすぐで素敵なんですけど、承認欲求だったり、いろんなものを持っている女の子なので、その部分をどうやって表現するかすごく考えながら、監督とも話させていただきました。あとは10代の時と社会人になってからの違いは、心情も含めて、意識していました」と役作りする上で考えていたことを明かした。
その福原について、松本監督は「主演はすごく大変なことだと思っていて」と前置きした上で、「スタッフ、キャストのことを気にかけてくださりながら、作品に取り組んでくださったのが本当に助けになりましたし、本当に素敵な俳優さんだなと思いました」としみじみと語った。
また、イベントでは、8月28日に26歳の誕生日を迎えた福原に、伊藤からサプライズで花束が手渡される場面も。これに福原は「一カ月くらい経っているので、もう(お祝いは)ないと思っていたので、まさかすぎて(笑)」と目を丸くしながらも、「すごくうれしいです」と笑顔を浮かべた。
最後に福原は「この作品は、自分にとっての正義ってなんだろうと改めて考えさせられる作品です。登場人物が何人もいるなかで、どこか共感できたりする部分もたくさんあると思うので、この作品を観て、少しでも心が楽になったり、自分ひとりだけじゃないんだって、寄り添える作品になればいいなと思います」とドラマをアピールした。
第1話エピソード
週刊誌ライターの中川碧(福原遥)は、夢だった新聞記者になれず、芸能ゴシップばかりを追いかける日々にやるせない気持ちを抱いていた。高校の同級生であり仲の良かった齋藤風花(小野花梨)、喜多野雄太(伊藤健太郎)、高木洋介(倉悠貴)、桜井梨沙(武田玲奈)もまた、それぞれの現状に葛藤を抱いていた。そんななか、 ある凶悪事件が世間を揺るがしていく。