NEXERは9月13日、ニーズ・プラスと共同で実施した「相続時に揉めやすいこと」に関するアンケート調査の結果を発表した。同アンケートは、2024年8月31日から9月6日の間、事前調査で「不動産や財産などを相続したことがある」と回答した全国の男女345人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 相続時に揉めやすいことランキング

相続の際に最も揉めやすいことを聞いたところ、「分配に関するトラブル」(153人)が1位という結果に。「有価証券や不動産、美術品等の現金以外のもので、価値が変動する相続物は公平に分けにくいイメージがあるから」「同じくらいにわけるのか、どれくらいお世話をしていたから少し多くもらいたいとかすり合わせが大変だった」などの意見が集まったという。

2位は「名義の変更や解約などができない」であった。理由を尋ねると「手続きが大変だから」「面倒なので時間がかかる」など、名義の変更や解約は本人でなければスムーズにできないケースが多く、経験者の多くが苦労したことがわかった。

3位は「遺言書がない事に関するトラブル」がランクイン。「取り分でもめる」「いくらでも生前の話を捏造(ねつぞう)できるから」など遺言書がない状態で相続することになった際、弁護士に仲介してもらったうえで分配を決めたというケースもあるという。