福岡県南西部に位置する八女市(やめし)は、県内2番目となる広大な面積を有し、中南部に平野、北東部には森林が広がる、風光明媚で気候に恵まれたまち。清流・矢部川の恵みを受けた農産物や地酒の生産や、和紙や提灯、仏壇などの伝統工芸が盛んです。

今回紹介する返礼品は、そんな八女市にある老舗和洋菓子店「隆勝堂フーズ」がつくる「茶霜露(ちゃそうろ)」。口に含んだ瞬間に、玉露の深い味わいを感じられる和菓子とは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「茶霜露(ちゃそうろ)」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

八女市の返礼品「茶霜露」について

・返礼品名:茶霜露(ちゃそうろ)9個入り
・提供事業者:隆勝堂フーズ株式会社
・福岡県八女市大字蒲原729-1
・内容量:茶霜露 1個16g×9個入り
・寄附金額:9000円

「茶霜露」のふるさと納税の寄附金額は9000円。生地と餡の味のバランスを取りながら、「八女伝統本玉露」を極限まで入れた贅沢な和菓子が届く返礼品です。

八女伝統本玉露は、2015年に国の「地理的表示保護制度(GI)」に登録されました。お茶のGI認定は、全国で初めてなのだそう。全国茶品評会でも何度もトップに立っているお茶です。

そんな八女伝統本玉露を使用し、生地と餡の絶妙な塩梅を追求した職人技が光る贅沢な和菓子「茶霜露」。形が玉露をあぶる時の茶葉の形、菓子の大きさが「はかなさ」を連想させます。お茶とはかなさを意味する「霜露」、この二つを重ね合わせて「茶霜露」と名付けられたそうです。

最高級茶を惜しみなく使った玉露餡を羽二重餅で包み、仕上げに玉露と和三盆がまぶされています。伝統的な手法で、少しずつ時間をかけながら大事に大事に手作りされた逸品。

発売当初より八女茶々菓子の贈り物として選ばれ続けており、国内航空会社国際線のビジネスクラスの機内食にも採用されるなどの実績を持つ和菓子です。

事業者の想い


隆勝堂は1924年(大正13年)、お茶どころ八女で愛される、お茶菓子を扱う和菓子店から始まりました。創業100年を迎え、隆勝堂はこれからも多くのファンに支持される銘菓を作り続けるとともに、慣習にとらわれない発想と感性でこれからもお菓子を作り続けていきます。
茶と共に育まれてきた町・八女。 そんな八女の伝統や文化を菓子にして届けたい……。私たち隆勝堂はそんな想いを込めて、ひとつひとつ丁寧にお菓子づくりをしています。いつものお茶の時間に、また大切な人への贈り物に、真心いっぱいの八女茶々菓子をぜひお試しください。


今回は福岡県八女市の返礼品「茶霜露」を紹介しました。まちの特産物「八女伝統本玉露」をふんだんに使用した贅沢な和菓子です。玉露の味わいを存分に味わえる逸品は、自分へのご褒美はもちろんのこと、大切な人への贈り物にも喜ばれそうです。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。