ランサーズは9月12日、「エンジニアの働き方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年7月9日~7月15日、フリーランス・個人事業主として働いている、またはフリーランス・個人事業主の働き方に興味があるITエンジニア540名を対象にインターネットで行われた。
ITエンジニアとして働き続ける上で重要だと思うもの
「ITエンジニアとして働き続ける上で最も重要だと思うもの」として、「積極的なアウトプット(16.1%)」「最新技術のキャッチアップ(15.9%)」「継続的な学習・資格の取得(14.3%)」が上位3つに挙がった。これらの項目はいずれも技術を取得して高い成果を出すために重要であり、スキルアップに対する高い意識が見受けられる。
年代別に見ると、20~40代は「最新の技術のキャッチアップ」を重視しているのに対して、50代は「積極的なアウトプット」が重要であるとの回答が多く見られた。
ITエンジニアとして働く上で感じる不安や悩み
全体として、「技術の進化についていけないおそれ(28.5%)」が働く上で感じる不安や悩みのトップとして挙げられた。
年代別に見ると、20代の若い世代が「技術の進化についていけないおそれ」を強く感じており、30代は「キャリアの停滞」や「正当な評価をされているかどうか」といったキャリアに関する不安を抱えていることがわかった。40代は、「年収が上がらない」「ワークライフバランスの乱れ」といった生活に直結する課題に悩みがあることがうかがえる。
ITエンジニアが今後利用してみたいエージェントサービス
過去に行った調査の結果、フリーランス/個人事業主として働くITエンジニアが案件を獲得する方法は、フリーランスエージェントを利用することが一番多いことがわかった。
ITエンジニアに今後利用してみたいエージェントサービスを聞いたところ、「Lancers Agent(ランサーズエージェント)」がトップという結果に。同エージェントサービスのイメージは、「案件数が多い」「リモートワークできる案件が多い」「高単価な案件が多い」などが上位に挙がった。