学研ホールディングスは9月9日、「留学準備における英会話塾利用に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、2024年7月28日から8月4日の期間、留学経験のある200人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、英会話塾に通ったことに満足しているかを聞いたところ、9割近くが「満足している」と回答した。留学準備としての英会話塾の利用は満足度が非常に高いことが明らかになったという。
英会話塾に通ったことに満足している理由として「英語能力の向上」を挙げた人に対し、具体的にどのような点で英語能力が向上したかを尋ねると「リスニング能力の向上」(30.5%)が最多、次いで「発音の向上」(28.0%)、「スピーキングで自分の考えを言えるようになった」(22.0%)を挙げた。
英会話塾を利用した人に対し、留学中に英語が通じない・理解できず困ったことはどれほどあるかを聞くと、19%が「全く困らなかった」、32.9%が「あまり困らなかった」と回答し、合計で過半数となった。
一方、英会話塾を利用していない人は約7割が「困った」と回答する結果に。英会話塾を利用した人よりも、利用していない人の方が、留学中に英語で困った経験が多いことがわかったという。