三重県・多気町にある商業施設「VISON」内に8月1日、ザ・コンランショップがデザイン監修したはじめてのホテル「HACIENDA VISON(ハシェンダ ヴィソン)」がオープンした。
VISONは、東京ドーム24個分(約119ha)の広大な敷地に、ホテルや日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、和食の食材メーカーによる体験型店舗、有名料理人が手掛ける地域食材を活かした飲食店舗、オーガニック農園など、9つのエリアに約70店舗が出店する複合商業施設。
このたびオープンしたHACIENDA VISONは、外装、内装ともに木や石といった自然素材をふんだんに取り入れた、洗練された中にも温もりが漂うホテル。1973年にイギリスを代表する世界的デザイナー、テレンス・コンラン氏によってロンドンに誕生したホームファニシングショップ・ザ・コンランショップがデザインを監修した。ホテル名の"HACIENDA"は、スペイン語で荘園の主の館を意味する言葉。緑に包まれた農園に建つ、独特の空気感をまとった邸宅を表現している。
コンセプトの異なる6つの客室
ダブルベッドを2台備え、最大4名まで泊まれる6つの客室(1室100,000円~/2名1室利用時)は、全て異なるコンセプトで構成されている。各部屋には、キッチンを併設。音楽を聴いたり、読書をしたり、VISON内のマルシェや目の前の農園で手に入れた新鮮な食材を使って料理を楽しんだり。自然に囲まれ、日常から切り離された特別な空間で自分時間を楽しみながら、ゆったりと暮らすように過ごすことができる。また、美しいガーデンを備えた1階の一部屋は愛犬と一緒に宿泊できる。
くつろげるロビー
ゲストを迎えるのは、中央に配置された大きな暖炉。ゆらめく炎と木の爆ぜる音を楽しみながら、音楽を聞いたり、家族や友人とゲームに興じたり。客室だけでなく、ロビーもくつろげる空間となっている。さらにロビーには大きなキッチンも併設されており、シェフを呼んで特別なディナータイムを過ごしたり、家族や友人たちと賑やかに料理や食事を楽しむこともできる。
客室専用のガーデン
1階の2部屋には、客室専用のガーデンが付いている。またその奥には、ゲストが自由に散策できる共有のガーデンも。ハーブや野菜が育つレイズベッドや涼やかなビオトープ、目を引く巨大な自然石、フラワーガーデン、ファイヤーピットなど、美しく心地よい風景が拡がる。
環境に配慮した素材を使用
アメニティをはじめ、パジャマやローブ、布団、一部家具など、室内のアイテムにはできるだけ、人にも環境にも優しい素材を使用している。
客室からの美しい風景
南北に分かれて配置された客室からは、幻想的な山並みや瑞々しい森の木々、美しいガーデンなど、それぞれの景色が楽しめる。自然の素晴らしさを体感する1日を過ごすことができるのも同ホテルならでは。
出会った"素敵"をその場で購入できる
同ホテルではアプリケーション「体験百貨店」を採用。アプリを立ち上げ、気に入った家具やインテリア小物などにスマートフォンのカメラをかざすだけの簡単な操作で、そのアイテムを購入することができる。使い心地やサイズ感など、実際に体験して納得した買い物を楽しめる