『Octane』UKスタッフによる愛車レポート。BMW320iとポルシェボクスターを所有するグレン。今回は整備ではなく楽しみ方について語る。
【画像】家族でドライブしたり、イベントに参加したり。オープンカーのある生活は楽しい!(写真3点)
ここ最近、しばらく運が良かった。先日、私のBMW320iとボクスターの両方が無事に車検を通過したのだ。ボクスターについては後ほど触れよう。私のカーライフにおける最も楽しい時間は、オープンカーでの長距離ドライブだ。その点で、BMWは素晴らしい。特にフロントシートに座っている人にとっては最高だ。 車検も通ったので、フレッシュなオイルを入れてしっかりと春の大掃除をしてから、妻の誕生日を祝うべく、オックスフォード南部の素敵なカントリーパブへ向かった。長女も一緒に来て、後部座席からはずっと笑い声が聞こえていた。これこそが、家族向けのオープンカーの醍醐味だと思う。 その後、バッキンガムシャーで開催された「クラシック・ストーニー・カーショー」に向かう日の朝も、素晴らしい天気に恵まれた。クラシック・ストーニーは、500台ほどのクラシックカーが美しい町の中心部を埋め尽くすイベントで、この日だけ特別に町の中心部が閉鎖される。このイベントは2009年に始まり、歴史的な町の中心部に訪問者を呼び込むためのクラシックカーの集まりというアイデアから生まれた。最初のストーニー・ストラトフォード・クラシックカー・フェスティバルはマーケットスクエアで開催され、150台の車と、数百人の観客が集まった。 このイベントでは、地元のカフェやショップが多くの人を呼び込んでおり、さらに地元のウィレンホスピスのためチャリティなども行われている。入場も見学も無料で、タトラT87やキャデラック・エルドラド・コンバーチブル、そしてアストンマーティンの元社員が所有するタウンズ・ハスラーなど、様々な車が展示されていた。このタウンズ・ハスラーは、アストンマーティン・ブルドッグ(同じくタウンズがデザインしたウェッジシェイプの車)に敬意を表して作られたものだ。 今回の春の大掃除では、オートグリムの新製品が大いに役立った。私はオートグリムの常連ユーザーで、特に「Foaming Car Wash」シャンプーを愛用している。今回は、新しい製品のレビュー用にセラミックウォッシュ&プロテクトシャンプーや「Advanced Wheel Cleaner」、そしてホイールブラシを試してみた。このブラシは、ホイールのスポークの間の狭い隙間に入り込むのに最適で、「Advanced Cleaner」との組み合わせでブレーキダストを簡単に落とすことができた。セラミックシャンプーについては、まさにゲームチェンジャーだ。ワックスコーティングに影響を与えずに保護層を形成し、水洗い後も水垢が一切残らなかった。その結果に満足して、ボクスターも徹底的に洗車してやった。 この記事を書いている間、ボクスターはテンプルトンズ・ガレージからの帰りを待っているところである。ボクスターが抱える大きな問題はルーフだ。まずルーフが全く作動しなくなり、その後なんとか下がったものの、今度は上がらなくなった。スチュアート・テンプルトンによれば、ポテンショメーターに問題があり、再調整が必要だということだった。戻ってきたらすぐに確認するつもりだが、雨が降らないことを祈るばかりだ…。