ウェザーニューズは9月5日、「第一回紅葉見頃予想」を発表した。
今年は11月にかけて全国的に平均気温が高い傾向になり、一部の色づきに遅れがあるものの、広範囲で紅葉の見頃は平年並であると予想している。ただし、東北や東日本の一部では9月後半から10月上旬は曇りや雨の日が多くなり、朝晩の気温低下が抑えられる可能性があることから、平年10月に見頃を迎える磐梯吾妻スカイライン(福島)などではやや遅い見頃となる可能性もあるという。
台風が次々に日本列島に接近したが、台風の塩害による紅葉への影響は軽微で、東日本や北日本を中心に色鮮やかな紅葉が期待できるとみている。一方、西日本は夏の多照や少雨により、一部の色付きに影響が出る可能性があるという。
北海道の大雪山旭岳(姿見の池付近)では、9月14日頃より見頃となる予想。日本アルプスなど東日本の標高の高い山では9月下旬から見頃と予想している。関東甲信・北陸・東海では、平年並かやや遅い見頃となるところが多いと予想。近畿・中国・四国・九州では平年並と予想している。