9月4日から始まったスシローの「ネタの旨さを引き立てる匠の赤しゃり×天然魚」フェア。普段のしゃりとは異なる「赤しゃり」に合う魚を集めたフェアらしい。都内で行われた試食会に参加してきた。
そもそも「赤しゃり」とは、江戸前寿司の伝統的なスタイルとして高級寿司などで使われているしゃりのこと。スシローでは、こだわりの長期熟成酒粕を使用した赤酢に砂糖と、北海道産のてんさい糖(※てんさい糖は、砂糖の内の約20%使用)を加えて、さらにまろやかに仕上げているとのこと。
定番ネタのまぐろを使った「厳選めばち鮪」(120円~)で、普段のしゃりと赤しゃりを比べてみると、しゃり全体が赤酢で染まっている。味は酸味がありつつもまろやかで、いつものしゃりよりはお米の粒を感じられる気がした。
赤しゃり×天然魚を味わう
まずは今回の目玉となる「天然赤えび2貫 100円」。2貫で税込み100円というイチオシメニュー。
天然赤えびは振り塩加工をすることで、旨みを引き出しているそう。鮮度が高く、プリッとしてえびらしい味わいと旨みを味わえる。赤しゃりのほのかな甘みとえびの甘みが重なり、高級感があった。これが100円はかなりお得!
「紅鮭のいくら」(120円~)は、天然の紅鮭を使用。一粒一粒にコクがあり、シンプルにいくらの味を楽しめる。醤油をかけず、いくらそのものを味わうのがおすすめ。
一皿でいろんなネタを食べられる「国産天然魚3貫盛り」(260円~)。鹿児島県の甑島のきびなご、北海道のサクラマス、ブランドサバともいわれている金華さばの3種がセットなっている。天然魚の新鮮な味わいを赤酢の酸味が引き立ててくれて、きびなごでは青魚の臭みをうまくカバーしているように感じた。
「天然本鮪中落ちねぎとろ」(260円~)は、天然本鮪の希少部位「中落ち」を味わえる一皿。そのまま1貫とたくあんを合わせた1貫で、二つの味わいを食べ比べられるのもお得感がある。中落ちは味わいが濃く、粒感のある仕上がりなので噛みしめるたびに旨みが広がる。まぐろ好きにはぜひおすすめしたい。
ネタ盛りだくさんなすしを味わう
1貫ずつ味わうすしも旨いが、いろんなネタを組み合わせた創作すしもスシローの強み。
「海鮮てんこ盛り鉄火」(1,080円~)は、鉄火巻の上に中とろ、ねぎまぐろ、いくら、赤えび、甘えび、ほたてを盛大に盛ったメニュー。鉄火巻は4貫だが、それ以上に多いネタの数々。豪快にかぶりついても良し、好きなネタを組み合わせて食べても良し、誰かとシェアしても良しな満足度高めの一皿だ。
季節ごとに中身が変わる「スシロー海鮮巻き重ね(秋)」(260円~)。新バージョンでは、新たに焼きとろサーモン、数の子、炙り〆さばが加わっている。食べる場所によって味わいが変化し、一つでいろんな味食べることができて満足度が高いメニューだ。
スシロー初登場「台湾ラーメン」を実食
名古屋名物として有名な台湾ラーメンが初登場。
「特製ミンチのうま辛台湾ラーメン」(460円~)は、真っ赤な見た目から食欲をそそる一杯。唐辛子や豆板醤、ラー油などを使い本格的な辛さに仕上げてあり、かなり大人向け。ゴロゴロ入っている特製うま辛ミンチやニンニクが効いた鶏ベースのスープは、ジャンキーさもあり、辛いけど旨い! 麺をすする手が止まらなくなる旨さだった。
それなりの辛さなので、途中ですしやサイドメニューを挟みながら食べるのも良さそうだ。
デザートには本格カヌレを
ラストを締めくくるデザートでは、こちらもスシロー初となる「カヌレ・ド・ボルドー バニラアイス添え」(300円~)をいただいた。
提供直前に温めているそうで、外は香ばしく中はしっとりとしたカヌレの食感を楽しめた。専門店に負けないほど素材にこだわったそうで、上品な味わいでカヌレらしいもっちり感を再現。冷たいバニラアイスを合わせるとよりスイーツらしさを味わえた。
今だけ赤しゃりのすしが食べられる「ネタの旨さを引き立てる匠の赤しゃり×天然魚」。いつもとちょっと違うスシローをこの機会に訪れてみては?