ハウス食品は9月5日、「うまかっちゃん」誕生45周年を記念して、「うまかっちゃん特製どんぶり」(大人用6,600円、子ども用4,180円)を「Makuake」で発売した。
本製品は、「九州を元気にするプロジェクト」の取り組み。どんぶりのデザインから焼き上げまで、"オール九州"で作り上げた。
どんぶりのデザインは、専門学校日本デザイナー学院九州校の学生参加によるデザインコンテストで決定した。同校の初代校長は、うまかっちゃんという名前の生みの親でありパッケージデザインを担当した西島伊三雄氏が務めており、うまかっちゃんと深い縁を持つ学校。コンテストに提出された70作品以上の中から厳正なる審査を実施し、最優秀賞を受賞した2つのデザインを特製どんぶりに採用した。また、Makuake商品ページで使用する写真も、同校の映像・写真課の学生が撮影したものを使用するなど、一貫して学生と共に作り上げた。
今回のどんぶりの型には、九州伝統有田焼を使用している。焼き上げは250年以上の歴史を誇る佐賀県の有田焼窯元の梶謙製磁社に依頼した。江戸時代から残っている2000点以上の「型」が代々大切に受け継がれている同社で、特製どんぶりにふさわしい型を選択・改良し、オリジナルの型を制作した。
特製どんぶり「白」は、うまっかっちゃんのロゴでも使用されるオレンジと、白をベースにしたスタイリッシュなデザイン。外側は有田焼の特徴である透き通るような白い磁肌にうまかっちゃんロゴをあしらえ、シンプルで上品な仕上がりに。内側では福岡の街並みを表現し、45周年の感謝と今後も共に歩み続けたいという気持ちを込めた。
特製どんぶり「黄」は、うまかっちゃんのイメージカラーである黄色が目に飛び込む、色鮮やかな作品。国の重要無形民俗文化財に指定されており、歴史と伝統を誇る奉納神事「博多祇園山笠」で使われる"舁き縄(かきなわ)"や"てぼ"(竹かご)を描き、うまかっちゃんのキャラクターにも使用されている子ども山笠が楽しそうに遊んでいる様子を表現。昔からの伝統を大切にすると共に、食卓でも笑顔でうまかっちゃんを食べて欲しいという想いを込めている。
大人も子どもも同じ食器で食卓を囲むことができるよう、子ども用のどんぶりも発売する。
また、どんぶりの裏側に好きなメッセージや名前、日付を入れ、世界に1つだけの「うまかっちゃん特製どんぶり」を作ることができる。(大人用400円、子ども用300円の有料オプション) 1つ1つを特製の箱に梱包し発送する。
「セット割」も発売する。大人用(名入れあり)・子ども用(名入れあり)を、同じ色同士のセット購入で、合計980円引きとなる。