花王ホリスティックヘルスケアグループは2024年9月3日、本来であれば寝なくてはいけないと思いつつも、もう少しだけ今日を楽しみたくて夜更かしをしてしまう「リベンジ夜更かし」の実態を調査しその結果を発表した。同調査は2024年7月、全国の20~50代の男女5,000人を対象にインターネットで実施した。

※「リベンジ夜更かし」とは、本来であれば寝なくてはいけないと思いつつ、もう少しだけ今日をもっと楽しみたくて夜更かししてしまう行為を指す

  • 「明日に備えて早く寝る」派と「リベンジ 夜更かし」派のどちらか

  • 眠りにつく時間

  • 睡眠時間

  • 寝付きについて感じていること

睡眠スタイルについて問う設問では、「リベンジ夜更かし」派が全体の25.5%という結果となった。「リベンジ夜更かし」派の眠りにつく時間の傾向を見てみると、24時~1時に寝る回答者が多く見られた。睡眠時間は、最も多かったのが6時間、次いで5時間と「明日に備えて早く寝る」派と比べて短い傾向にあることが分かった。

また、「リベンジ夜更かし」をしている人の傾向として、「日ごろ、寝つき(寝ようとしてから実際に眠りにつくまでの体感)についてどのように感じていますか?」という問いに対して、約半数が「寝つきが悪い」と感じている傾向があった。

  • リベンジ夜更かしでしていること

  • リベンジ夜更かしする理由

  • リベンジ夜更かしする曜日

「リベンジ夜更かし」の行動実態を問う設問では、「リベンジ夜更かし」でしていることの第一位が 「動画視聴」で64.3%。第二位は「インターネットで調べもの」、第三位が「SNS」という結果に。「リベンジ夜更かし」をする理由としては、「なんとなくだらだらと夜更かしをしてしまう」が最も多く、次いで「気になるコンテンツが多く、楽しみたいから」だった。

これらの回答をした人の普段の睡眠時間は5~6時という回答が多く、睡眠時間を短くしてでも楽しむ時間を作っているという傾向が見られた。また、「リベンジ夜更かし」をする曜日は、金曜日が一位、土曜日が二位という結果になっており、「リベンジ夜更かし」は休日前・休日に行われているということが分かった。

  • リベンジ夜更かしをした日の気持ち

  • リベンジ夜更かしした日の寝つき

「リベンジ夜更かし」の傾向を問う設問では、「リベンジ夜更かし」をした日の気持ちについては、 「満足している」と回答した人が全体47.5%で、「後悔している」と回答した人と半々の結果に。一方で「リベンジ夜更かし」した日の寝つきについては「なかなか眠れない」という人が54.1%で半数以上となり、その中でも睡眠ケアをして工夫している人は7.7%いることが分かった。

  • 寝つきを良くするために行っている睡眠ケア

寝つきを良くするために行っている睡眠ケアについて問う設問では、「部屋を暗くしたりアイマスクで視界を暗くする」という回答が16.2%で第一位になった。