ゆこゆこは9月4日、9月9日の「温泉の日」にちなんで「細かすぎる温泉の実態調査」の結果を発表した。調査は2024年7月12日~7月15日、温泉が好きと回答した20代~60代の男女1,500名を対象にインターネットで行われた。

最も温泉に行きたくなる季節

  • 最も温泉に行きたくなる季節はいつですか?(SA)

「最も温泉に行きたくなる季節はいつですか?」という質問に対して、「冬」が44.0%、「秋」が21.4%、「春」「夏」がそれぞれ2.3%という結果が出た。また、「特に季節のこだわりはない」と回答した人も30.1%にのぼった。

温泉に求めるものは?

  • 温泉に求めるものはなんですか?上位3つを教えてください。(MA)

「温泉に求めるものはなんですか?上位3つを教えてください」という質問に対しては、1位 「癒し(79.6%)」、2位「リフレッシュ(64.3%)」、3位 「健康(31.4%)」という結果になった。多くの人が日常生活のストレスや疲れを解消するために温泉を訪れ、「癒し」や「リフレッシュ」を求めているようだ。また、健康維持や改善のために温泉を利用するという回答も一定数みられた。

温泉に入った後に「上がり湯」をする?

  • 温泉に入った後に「上がり湯」をしますか?(SA)

「温泉に入った後に上がり湯をしますか?」という質問に対しては、上がり湯を「する」と回答した人が58.3%、「しない」と回答した人が41.7% という結果となった。「する」派からは、「菌や汚れが気になる(30代女性)」「温泉成分を体に残したくない(60代女性)」 と、肌を最後にリセットしたいという声がある一方、「しない」派からは「必要性を感じない(20代男性)」「温泉成分を残しておきたい(40代女性)」「習慣にない(50代男性)」という声があがった。

温泉ソムリエの高野亜理沙氏は、「上がり湯」をすることを推奨している。泉質によって、成分が残ったままだと肌や髪に悪影響を及ぼす可能性があるからだという。特に酸性泉や硫黄泉などの刺激の強い温泉は、温泉成分の含まれないお湯で完全に洗い流したほうが良いという。逆に、刺激の少ない肌ざわりの良い温泉であれば温泉水で上がり湯をすることもできる。温泉が出ている湯口があれば、そこから桶で新鮮な温泉を汲んでタオルを浸し、そのタオルで体を拭けば、皮膚に付着した温泉の膜を保つことができ、入浴後3時間ほどは皮膚からの温泉成分浸透効果が持続するという。

露天風呂と屋内風呂どちらから先に入る?

  • 露天風呂と屋内風呂どちらから先に入りますか?(SA)

温泉に入るときに「露天風呂と屋内風呂のどちらから先に入りますか?」という質問では、「露天風呂」派が48.8%で、「屋内風呂」派が51.2%と全体がほぼ半分に割れる結果となった。「露天風呂」派は「季節折々の景色を楽しめる(20代女性)」、「開放感に浸りたい(60代男性)」と自然や露天風呂の広々とした開放感を先に味わいたいという考えがみられた。一方で、「屋内風呂」派からは、「まず体を温めたい(20代男性)」や「ルーティンだから(30代女性)」などの声があがった。

温泉ソムリエの高野氏によると、季節や気温にもよるが、できれば「屋内風呂」に先に入る方がよいという。外気にふれて体が冷えている状態から急に熱いお風呂に入ると、血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞などの危険性も。まずは屋内風呂で体を温め、その後露天風呂に入ることを推奨している。

温泉に入っているイメージのある動物は?

  • 温泉に入っているイメージのある動物を教えてください。(SA)

「温泉に入っているイメージのある動物を教えてください」という質問の回答結果は、「猿(68.9%)」、「カピバラ(24.3%)」、「たぬき(2.2%)」、「犬(1.5%)」、「熊(0.9%)」、「鹿(0.6%)、きつね(0.6%)」、「その他(0.9%)」という順だった。最も温泉に入っているイメージのある「猿」は、雪景色の中で温泉に浸かる姿がメディアや観光ガイドブックで頻繁に紹介されており、印象に残っている方も多いのでは。「カピバラ」は動物園で冬の期間に温泉に入るイベントが開催されることもあり、近年注目を浴びている。

温泉宿を選ぶ際に重視するポイント

  • 温泉宿を選ぶ際に重視しているポイント上位3つを教えてください。(MA)

「温泉宿を選ぶ際に重視しているポイント」に関する質問においては、1位「アクセス(41.0%)」、2位「価格(37.1%) 」、3位「料理(34.9%)」という結果になった。