I-neは9月2日、「入浴習慣に関する調査」の結果を発表した。調査は8月21日〜25日、全国20~50代の男女412名を対象にインターネットで行われた。
普段の入浴方法を教えてもらったところ、20~30代では、約7割(20代72.8%、30代65.4%)が「シャワー派」。シャワー派の割合は、40代では54.2%、50代は36.8%と、年齢が上がるとともに「湯船派」が多い傾向に。
また、気温の変化で自律神経系が乱れ、だるさ・疲れ・食欲不振などの不調が生じる「秋バテの経験がある」人の割合は、シャワー派で83.7%、湯船派で73.7%。さらに、今年「秋バテしそうな予感があるか?」という質問に対して、シャワー派72.6%、湯船派59.4%が「しそう」と回答。シャワー派の人は特に秋バテ経験者が多く、さらに今年の“秋バテリスク”を自覚していることがうかがえた。
次に、入浴剤や浴用化粧料の使用状況について尋ねたところ、69.9%が「ほぼ毎回使用する」「たまに使用する」と回答。湯船に浸かる際には、半数以上の人が活用しているよう。また、どんな時に使用しているのかを聞くと、「リラックスしたい日」(50.0%)や「疲れている日」(44.4%)が多く、入浴剤や浴用化粧料を用いて湯に浸かる入浴タイムが癒しのひとときになっている様子がうかがえた。
続いて、入浴剤/浴用化粧料を選ぶ際のポイントを教えてもらったところ、1位「良い香り」(50.4%)、2位「疲労回復効果」(49.3%)、3位「リラクゼーション効果」(39.3%)という結果に。
一方、「湯の色」(14.1%)は下位であったが、ある研究結果によると、「湯の色」は心理的効果をもたらすことが示されており、白濁した湯色は「安らぎ」や「落ち着き」に効果的とのこと。なかでもピンクやパープルは「優雅」や「贅沢」の心理効果の評価も高いという。
また、秋バテリスクを自覚する人の96.8%が睡眠悩みを抱えていることから、調査では「入浴剤/浴用化粧料を上手に活用して湯色や香りにもこだわることが、秋バテ対策のキーポイントになるといえそう」とコメントしている。