美しい碧眼を持つ五条悟は作中屈指のイケメンとして知られていますが、彼のかっこよさは容姿だけではありません。優れた術式を最大限生かせる「六眼」により、五条は誰にも手が付けられないほどの強さを有しています。
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本記事では、五条の外見的な魅力はもちろん、呪術師としてのケタ外れの実力や内面的な魅力も徹底解説。五条がかっこいい理由やかっこいいシーンを詳しく紹介します。
五条悟とは
五条悟のプロフィールは、次の通りです。
名前 | 五条悟(ごじょうさとる) |
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誕生日 | 12月7日 |
年齢 | 28歳 |
等級 | 特級呪術師 |
術式 | 無下限呪術 |
使用技 | 術式順転「蒼」、術式反転「赫」、虚式「茈」、領域展開「無量空処」、反転術式 ※黒閃の使用経験あり |
趣味 | 無し(大体何でもできるため) |
家系 | 呪術界の御三家・五条家の現当主 |
異名 | 現代最強の呪術師 |
五条悟とは、五条家相伝の「無下限呪術」と、あらゆる呪力を見通せる「六眼」を併せ持って生まれた現代最強の呪術師です。日本にたった4人しかいない特級呪術師の中でも圧倒的な実力を有しており、作中では「五条1人でこの国の人間全員殺せる」などと言われています。
五条悟がかっこいい理由
ここからは五条悟がなぜかっこいいのかを具体的に説明していきます。
最強の無下限呪術の使い手
五条家相伝の「無下限呪術」は緻密な呪力操作が必要で、術式や呪力を視認できる「六眼」がなくては使いこなせません。無下限呪術と六眼を併せ持つ者の誕生は数百年ぶりで、五条の誕生は「世界の均衡が変わった」と言われるほど。五条は、扱いが非常に難しい無下限呪術を完璧に使いこなせる唯一無二の最強呪術師です。
収束する「無限」を現実に持ってくる無下限術式は、五条への攻撃の無効化が可能。これを負のエネルギーで強化すると術式順転「蒼」、正のエネルギーを流し込むと術式反転「赫」となります。生得術式・順転・反転により五条は「止める」「引き寄せる」「弾く」が可能となっただけでなく、順転と反転を衝突させることで仮想の質量を押し出す虚式「茈」も会得しました。
これだけでも十分に他を凌駕していますが、星漿体護衛任務の1年後にはマニュアル発動していた術式のオートマチック化に成功しています。術式の発動は負担が大きく、出しっぱなしにしていると脳が焼き切れるため実現不可ですが、五条は反転術式を回し続けることで見事に問題を解決。
六眼を持つ五条は呪力のロスが極めて少なく効率的に扱えるため、常時回している反転術式の範疇であれば呪力切れの心配もありません。
通常、術式を発動させるまでには呪詞や掌印などの手順を踏みますが、発動までの手順をいかに省略できるかで術師の腕は決まると言われています。五条は高専3年の時点で、掌印の省略は完璧と言いきれるまでの状態に仕上げていました。
当然、呪術戦の頂点と言われる「領域展開」も使いこなしています。五条が「無下限の内側」と表現する領域「無量空処」は、対象に無限回の「知覚」と「伝達」を強制。膨大な情報量を処理しきれない対象者は脳に深刻なダメージを負い、最終的には死に至ります。
ちなみに、無量空処内でどれくらいの情報量が流れ込むのかというと、非術師の場合わずか0.2秒で約半年分です。渋谷事変で0.2秒の無量空処に巻き込まれた一般人は、後遺症はなかったものの社会復帰に2カ月もの時間を有するほど大きな負荷を受けています。
領域展開は必中効果やステータス上昇などのメリットがある一方で、膨大な呪力を消耗するため普通は連発できません。また、負荷が大きすぎるあまり術式は焼き切れ、領域展開後は一時的に術式の使用が困難になる諸刃の剣でもあります。
しかし、桁外れの呪力量と六眼による極めて高い呪力効率により、五条は領域展開の複数回発動が可能です。とはいえ、呪力量と六眼のみではさすがに連発はできません。
領域展開を連発するためには焼き切れた術式を反転術式で修復する必要がありますが、術式が刻まれているのは脳です。単なる修復ではなく、一度自身の呪力で脳を破壊してから反転術式を施す必要があり、その難易度は肉や骨を治すのとはまったくの別次元。
毎回死にかけていると言っても過言ではない超リスキーな修復を、五条は宿儺戦で最低でも4回は連続したうえで戦い続けています。
もはや人間技とは思えない戦闘技術を有する五条ですが、一門相伝で守りに強い領域「シン・陰流 簡易領域」や、御三家秘伝の領域対策「落下の情」も会得済み。ここまでくると完全にチートで、「現代最強」の肩書きを誰しもが認めることでしょう。
術式や領域がかっこいいのはもちろんですが五条は術式なしの体術の実力も相当で、一般人が巻き込まれた渋谷事変では、基礎的な呪力操作と体術のみで特級呪霊2体を圧倒しました。五条の稽古を経験している虎杖悠仁や伏黒恵は、その強さを身をもって実感しています。
優れた術式を使いこなすだけでなく、すべての能力を常人には到達できない次元にまで高められるセンスと実力を持つ五条。誰にもマネできない圧倒的な強さはやはりシンプルにかっこいいです。
仲間や生徒への情愛が深い
ちゃらんぽらんな言動が目立つ五条ですが、実は仲間や生徒のことをよく見ています。規定側の人間である七海を信用して死刑執行猶予中の虎杖を預けたり、万が一の事態に備えて特級術師の乙骨憂太にほかの学生たちのことを託したりと、優秀な術師を信頼し頼りにしていました。
宿儺との直接対決の際には、重要な結界を補助監督の伊地知に任せています。なぜ自分が選ばれたのかわからず困惑する伊地知に対して、五条はすぐに「オマエが1番信用できる そんだけだよ」と伝えていました。心で思っていても、ここまでサラッと言える人はなかなかいません。
仲間一人ひとりに目を向けよく観察しているからこそ、人間性や能力、適性を正しく把握し理解できているのでしょう。大抵のことは一人で解決できる力があるにもかかわらず、周りを頼り評価できる歩み寄りに好感が持てます。
また、特級術師である五条は彼にしかこなせない任務も数多く、本来であれば後進育成や学生の稽古に時間を割けるような人材ではありません。
しかしながら、多忙な日々の中でも教師としての時間を捻出し、個々人にあわせた指導にあたっています。たとえば、呪術師としての経験が豊富で付き合いも長い伏黒と、呪術師の世界に入ってきたばかりで知識不足の虎杖とで、指導レベルを変えていることがいい例です。
さらに、生徒達の青春を優先し守ろうとする姿勢も男前で、理想的な教師と言えます。学生時代にしか味わえない青春を謳歌させてあげたいと思う理由は、五条自身が何物にも代えがたい青春時代を送り、そこで多くを学び感じ取ってきたからなのでしょう。
負の感情や悪意が集まる呪術師という世界であっても人間らしい感覚を持ち続け、仲間や後進を思いやれる精神力の強さも五条のかっこいいところです。
六眼の素顔がイケメンすぎる
五条悟のかっこよさを語るうえでは、やはり顔のよさも外せない要素の一つです。目隠しやサングラスを外した素顔の美しさから、五条にハマったファンも多いはず。公式ファンブックで、五条を描く際のこだわりを問われた作者の芥見氏は「ちゃんとイケメンに描こうとしている」と回答していました。
神秘的な光を放つ碧い六眼と綺麗な白髪は、日本人離れした印象を与えます。六眼には、呪力の流れや残滓など多くの情報が映り疲れやすいため普段は目隠しをしていますが、サングラスの隙間からチラリと見える碧眼は息をのむ美しさです。
戦闘中の六眼はとくに迫力があり、禪院甚爾戦や渋谷駅地下で眼を見開き戦うシーンは必見。おちゃらけている普段の姿とのギャップがすさまじく、多くのファンを魅了しています。そして、顔のよさに加えてスタイルも良く、声も良い。これだけイケメン要素が盛りだくさんだと、男女問わず目を奪われてしまうのではないでしょうか。
五条悟のかっこいいシーン
ここからは五条悟のかっこいいシーンを3つ紹介します。
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楽巌寺学長への煽り
五条は自身が無理を通して死刑に無期限の猶予を与えた虎杖が、特級相手の任務に派遣された件に保守派の楽巌寺も一枚噛んでいると考えていました。目上の楽巌寺を煽り怒らせる不遜な態度に、これぞ五条悟と思わされるシーンです。
乙骨のときも同様でしたが、五条は呪術規定に則りすぐに死刑を執行しようとする上層部を嫌っており、呪術界に楯突くことになってでも生徒を護ろうとします。誰が相手でも毅然とした態度を取れる芯の強さにはしびれます。
渋谷駅地下での領域展開
五条に本領を発揮させないために、多くの一般人を巻き込み優勢を確信する漏瑚。しかし、五条は「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに驚いたって言ってんだよ」と、格の違いを見せつけます。
呪霊側はより多くの人間を集め、冷酷さを持ち合わせる五条でも戦いにくい戦況を整えますが、これに対して五条は0.2秒の領域展開を発動。五条は全員が立ったまま気を失っている内に、たった一人で改造人間およそ1,000体を299秒で見事に倒してみせました。
両面宿儺とのガチバトル
規格外すぎる両者の衝突は緊迫感があり、傷だらけになりながらも全力を出して戦う五条の貴重な姿が見られます。本気を出せる相手との戦いを楽しんでいる様子も溢れ出ており、現代最強の呪術師・五条悟の真骨頂に目を奪われること間違いなし。
絶対的な強者故の孤独を抱える2人の戦いは、ほかの誰が参戦しても足手まといにしかならない異次元の一騎打ちでした。五条の呪術センスや瞬発力、戦闘技術をこれでもかというほど堪能できます。
五条悟のかっこいいセリフ
天上天下唯我独尊のスタンスを持つ五条悟は、実は多くの名言も残しています。ここでは五条の代名詞的な煽りフレーズや、仲間を想っていることが伝わる言葉など、さまざまな「五条悟のかっこいいセリフ」を紹介します。
煽り系セリフ
- 「大丈夫 僕 最強だから」
- 「大丈夫でしょ だって君弱いもん」
- 「泣いて謝れば殺さないでやるよ」
- 「3カウントなんて待たずにぶっ殺してやるよ」
- 「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに驚いたって言ってんだよ」
仲間想い系セリフ
- 「『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は全然違うよ」
- 「オマエが1番信用できる そんだけだよ」
- 「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ 何人たりともね」
- 「僕は教育を選んだんだ 強く聡い仲間を育てることを」
お茶目系セリフ
- 「生徒の前なんでね カッコつけさせてもらうよ」
- 「僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ」
アニメ・漫画『呪術廻戦』とは
漫画『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始し、2020年10月よりTVアニメ1期の放映がスタートしました。2021年には劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』が公開されるなど、ダークファンタジー・バトル漫画として絶大な人気を誇っています。
主人公・虎杖悠仁は特級呪物・両面宿儺の指を体内に取り込んだことで、人間の負の感情から生まれる呪霊を祓う呪術師として生きることになりました。この件をきっかけに、虎杖を含めた呪術師と呪霊たちの戦いは一気にヒートアップ。互いに多くの犠牲を出しながらも、両者は激しいバトルを繰り広げていきます。
原作では両面宿儺との最終決戦が長きにわたり描かれていましたが2024年8月、同作の公式Xにおいて、同作は同9月30日に発売される『週刊少年ジャンプ』(2024年44号)で完結する予定であることが発表されました。2018年の連載開始からおよそ6年半を経てのフィナーレはどのようなものになるのでしょうか。
五条悟が最強にイケメンな理由をさまざまな視点から紹介しました
度を超えたイケメンの五条悟は、どうしても容姿のよさに目が行きがちですが、優れた術式や圧倒的な強さが非常にかっこいいキャラクターです。現代最強の呼び声は伊達じゃなく、力を取り戻した宿儺を除けば向かうところ敵なし。
大抵のことは一人で解決できる五条ですが、仲間の術師を信頼し頼ったり、多忙の中でも生徒の指導にも携わったりする一面からは、人間味も感じられます。呪術界の未来を見据えて力を振るえる五条は、顔だけじゃなく中身もかっこいい男に違いありません!
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