キッコーマンは9月3日、目玉焼きに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年7月、2,737人を対象にインターネットで行われた。
目玉焼きに何をかけて食べる?
目玉焼きにかける調味料人気No.1は「しょうゆ」だった。北海道や東北地方は、70%以上がしょうゆ派、一方で関西地方では50%未満となるなど、地域による差が明確になった。
2001年に同社が行った調査(単一選択)の結果は下記の通り。調査手法が異なるが、北海道や東北地方はしょうゆ派が多く、関西地方はしょうゆ派が最も少ないなど、同じ傾向が見られた。
目玉焼きはどうやって食べる?
「目玉焼きはどのように食べますか?」と質問したところ、そのまま食べると回答した人が約70%だったが、ハムやチーズと一緒に焼いて食べる、ごはんやパンにのせるという人も約40%だった。家にある材料や気分によって、さまざまな食べ方で目玉焼きのアレンジを楽しんでいるのがわかる。
一番好きな目玉焼きの焼き加減は?
目玉焼きの焼き加減については、「黄身は半熟派」が約80%と根強い人気がある一方、白身は、「ほどよく火が通っている派」と「周りが揚げたようにカリカリ派」に分かれた。
卵や卵料理に関する悩み
卵料理に関する悩みを尋ねたところ、「目玉焼きを毎回同じように焼けたことがありません。どうしたら同じように焼けますか」「目玉焼きを焼くときに、黄身を真ん中にしたいのに、端っこの方にいってしまいます」「目玉焼きを作るとき、膜を作らずに黄身にほどほどに火を通したいのですがどうしたらよいですか」など、目玉焼きに関する悩みも寄せられた。フライパンと卵1つで手軽にできる目玉焼きだが、簡単なようで意外と悩みの多い料理であることもわかった。
基本の目玉焼きの上手な焼き方
キッコーマンが目玉焼きの上手な焼き方を紹介している。まず、小さなボウルに卵を割り入れる。
フライパンに油を少々入れ、中火で熱し、フライパンがしっかり温まっているのを確認する。(火傷に注意しながら手をかざして熱を感じればOK)
卵をそっと入れたら弱火にする。ボウルをできるだけフライパンに近づけてから卵をそっと入れると油がはねにくいという。黄身を中央にして仕上げたい場合は、白身を半量ほど流して10秒くらい焼き、少し白くなってきたら黄身の位置を調整しながら残りを入れるときれいに仕上がる。
黄身が好みの固さになるまで焼いたら完成。
キッコーマンのレシピサイト「ホームクッキング」のウェブマガジン「ホームクッキング通信」では、「蒸し焼き」「揚げ焼き」「両面焼き」の上手な焼き方についても画像付きで解説している。