レバテックが運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント「レバテックキャリア」はこのほど、「将来のキャリア形成と転職に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は6月29日~7月1日、ITエンジニア359名を対象に、インターネットで実施した。
テクノロジーの急速な技術の変化に脅威を感じているか尋ねたところ、60.1%のITエンジニアが「脅威を感じる」と回答した。
将来のキャリアに不安を抱えているか聞くと、63.2%が「不安がある」と答えた。不安を感じることは、「技術進化の速さに追いつけないこと」(19.0%)が最も多く、「給与や報酬が上がりにくい」(17.4%)、「生成AIなどにより自身の業務が代替される可能性があること」(16.0%)と続いている。
ITエンジニアとして、長く働き続けたいか尋ねると、72.7%が「そう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた。理由は「新しい技術やトレンドを学び続けたい」(31.4%)が最も多く、「リモートワークがしやすい」(13.4%)が続いた。
新たな技術を学ぶために学習時間を確保できているか尋ねたところ、67.7%が「確保できていない」と回答した。また、52.3%が「業務内で自身の技術やスキルを向上させる機会がない」と答えており、業務を通じてスキルアップの実感を得られていない現状が明らかになった。