レゾンデートルは、「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の第9報の結果を2024年9月1日に発表した。調査は、2024年1月30日~2月3日、7月22日~26日の期間、20~59歳の夫婦間レス当事者の男女400人を対象にインターネットにて実施したもの。
セックスレス当事者の既婚男女に、配偶者の浮気や不倫を許すかを尋ねたところ、45.8%が「許さない」と回答。一方、「許す」(12.3%)や「仕方ない」(19.3%)といった許容派は31.6%との結果に。
浮気や不倫の許容度を男女別に比較すると、男女合計では「許さない派」が45.8%だったが、男性は38.5%、女性は53.0%と、女性の方が許さない傾向にあることが見て取れた。
夫婦間セックスレス当事者の浮気・不倫の許容度を、年齢別・男女別に比較したところ、男性で「許さない」が最も多かったのは「30代」(50.0%)だった。次いで、「50代」「20代」(各36.0%)、「40代」(32.0%)と続いた。
一方「許す」は「20代」(26.0%)が2割を超え、次いで「40代」(16.0%)、「30代」(14.0%)、「50代」(8.0%)との結果に。
続いて、女性の回答を年齢別にみると、「許さない」が最も多かったのは「20代」(66.0%)だった。次いで「30代」「50代」(各54.0%)、「40代」(38.0%)と続き、男性の回答を大きく上回った。
一方、「許す」は、トップの「30代」(18.0%)に次いで、「50代」(8.0%)、「20代」(6.0%)、「40代」(2.0%)と続き、いずれも2割以下と低い割合が明らかになった。
配偶者の浮気・不倫を許さない理由を尋ねたところ、男女ともに「いけないことだから」(男性:62.3%、女性67.0%)が6割を超えた。また、男性は「自分は我慢しているから」(23.4%)が2割を超えているのに対し、女性では10.4%と男女間での差が見て取れた。
近年、既婚者の新たな男女関係として注目されているセカンドパートナーなら許容するかを尋ねたところ、男女ともに「許さない」(男性:71.4%、女性81.1%)が圧倒的に多く、女性は8割を超える結果となった。