JR東日本東北本部は2日、「ED75 交流電気機関車を4両並べた撮影会」を仙台車両センターで9月22・23日に開催すると発表した。秋田・仙台に所属するED75形4両が一堂に会する撮影会となる。
ED75形は、ED71形の後継車として旧国鉄が設計開発し、1972年に製造された交流用電気機関車。秋田総合車両センター南秋田センター所属の1両(767号機)、仙台車両センター所属の3両(757号機・758号機・759号機)、計4両が現存している。国内に残るED75形は車両の老朽化が進み、仙台にすべてそろう機会は今回が最初で最後になるという。
撮影会は屋外の開放された空間で行われ、4両横並びのED75形を撮影できる。展示車両に「あけぼの」「エルム」などのヘッドマークも掲出(変更となる場合がある)。可能な範囲で要望を受け付けるリクエストタイムを設けるが、車内の撮影は行えない。
9月22・23日の各日とも第1部(12時から14時30分まで)・第2部(16時30分から19時まで)を開催。撮影時間は各部120分。当日は仙台車両センターで現地集合・現地解散とされ、集合場所の仙台車両センター正門は東北本線東仙台駅から徒歩25分、仙石線陸前原ノ町駅から徒歩18分。駐車場はないため、公共交通機関等の利用を呼びかけている。
参加者にオリジナルグッズ(新作含む)のプレゼントも用意する。参加費は第1部7万5,700円、第2部7万6,700円。中学生以上を対象に各部20名を募集し、9月3日10時から「JRE MALLチケット」東北本部にて参加申込みを受け付ける。定員に達し次第、販売を終了する。