テラインコグニタは北斜面の林道を舞台に、富士山の隠れた魅力の再発見を目指すサイクリングイベント「奥富士ロングライド」を10月27日に初開催する。申し込みは「奥富士ロングライド」で受け付けている。(※9月9日、大会名を修正しました)

  • 「奥富士ロングライド」

「奥富士ロングライド」は「あなたの知らない富士山」をキャッチコピーに、最も美しい季節に富士山の知られざる魅力を堪能することがコンセプト。オーバーツーリズムの課題が深刻化している富士山だが、同イベントではアクセスが悪く幅員も狭いことから地元では観光資源として認識されておらず、観光地化からは守られている「林道」を舞台に、環境に負荷を与えない自転車でありのままの自然を楽しむことができるという。

  • 鳴沢エイドは、朝霧高原と本栖湖を見下ろせる絶好のロケーション(2023年ツアー開催時の様子)

同イベントは、コース上は山梨県や富士北麓地域の美食を楽しめるエイドステーションを3ヶ所予定。涼しい富士山の北斜面でいち早く紅葉を楽しみながら、「吉田うどん」や「ほうとう」など、美味しい地元料理で心身共々温めることができる。

  • 計3コース

また、約60kmの山岳コースで行われるメインコースの「ハードコース」の他、「馬返し」まで続く旧登山道の激坂区間をカットした「ロングコース」、そして家族連れでも楽しめる約24kmの「ショートコース」といった3パターンを用意しており、初心者から上級者まで、幅広く楽しめることが同イベントの特徴。

イベント開催時には、コースの8割を占める「林道」区間で交通規制が行われる予定で、サイクリングガイドも同伴するため、初心者でも安心して走行できる。また、ロングコースとハードコースでは中間地点でメイン会場の前を通過するので、途中リタイアも可能という珍しい設計だ。

「奥富士ロングライド」の開催日は10月27日。定員150名で、それぞれのカテゴリーの中は先着順。エントリー期間は9月上旬~10月上旬(予定)。コースはショートコース(約24km)、ロングコース(約54km)、ハードコース(約60km)の3コース。エイドは3ヶ所。