日本テレビ系大型特番『24時間テレビ47』(8月31日18:30~9月1日20:54)で、「7歳のインフルエンサー 理央奈ちゃんに届けたい! 吉本生新喜劇」が放送された。
うどん屋のセットを舞台に、吉本新喜劇の島田珠代、信濃岳夫に加え、総合司会の上田晋也、そしてアン ミカ、宇良関、オカリナ(おかずクラブ)、椿鬼奴、平戸海関、水卜麻美アナ、御嶽海関と続々ゲストが登場した。
中継で新喜劇を大きな笑顔と共に見守っていた理央奈ちゃんは、生新喜劇の最後に電話で「うどんの出前お願いします!」と注文し、サプライズ登場。無事に新喜劇を終えた後、「めっちゃ面白かったです!」「これを見たみんなが笑顔になったらうれしいな。ありがとうございます」と語った。
YouTubeチャンネル『ちいりおちゃんねる』の登録者数150万人超えの7歳のインフルエンサー・理央奈ちゃんは2歳半の時に背骨が左右に湾曲しねじれを伴う「側湾症」と診断された。2年前に手術を行い進行は食い止めたものの、胸から下にマヒが残り今は歩くことができない。それでも再び歩ける日を信じて、治療とトレーニングを続けている。
昨年『24時間テレビ』に続き、今年も参加を予定していた理央奈ちゃん。「みんなを笑顔にしたい」という想いで挑戦したかったことが、両国国技館での“生お笑いライブ”だった。しかし今年7月、2年前の側湾症の手術で背中に入れた金属が折れていることが判明し、緊急入院することに。4週間の入院予定のところ、奇跡的な回復で2週間で退院することができ、この度、中継を通しての参加が実現した。
【編集部MEMO】
総合司会の水卜麻美アナウンサーは、今年のテーマ「愛は地球を救うのか?」を発表するにあたり、「これまで『24時間テレビ』を見てくださった方、寄付をしてくださった方、『24時間テレビ』で自分の思いを伝えたいとその場を選んでくださった方、笑顔で参加をしてくださった方、そして、チャリティーの支援を受け取ってくださった方、皆様のことが今思い浮かんでいます。私も10年総合司会を務めてきまして、そういった方々がこの『24時間テレビ』を作ってくださっていたんだなずっと思ってきました。しかし、こういった皆様の信頼を裏切るようなこと(=寄付金着服)がありました。本当に申し訳なく思っていますし、心苦しく思っています」と改めてお詫びした上で、「でもだからこそ、この皆様が作ってくれた『24時間テレビ』を、私たちは続けたいです。『24時間テレビ』で信頼を取り戻せるよう必死に考えて伝えてまいりたいと思っています」と決意を語っている。