タレントの叶姉妹が8月27日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。「おしゃれが怖い」というリスナーのお悩みに答えた。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

母から「どうでもいい服にしなさい」と言われた幼少期

「着たいと思う服もあり、周りの人たちのファッションやメイクを見るのも好き」だという33歳の相談者は、「いざ自分がチャレンジしようとすると、私ごときが……という気持ちになる」と吐露。その原因は、幼少期に母親から言われた言葉だそうで、「どこかへ出かけるとき、自分なりにおしゃれをしようとすると、“何をそんなにおめかしして”とからかわれたり、“どうせ汚すからどうでもいい服にしなさい”と言われることが多かった」と打ち明けながら、「おしゃれに自信を持つにはどうしたらいいのか」とアドバイスを求めた。

「気持ちが何となくわかる」と共感を寄せた美香は、自身の服を選んでくれる恭子について、「ええ? って思うような大胆な。このようなお洋服は私には着れない……と思ったりすることもあった」と告白。一方、恭子がスタリングした服で公の場に出ると、周囲に大絶賛されると言い、「自分的には派手とか、大胆すぎるとか思ったりしますが。お姉さんに、“派手と美的センスは違うのよ”と言われて。そのお洋服を着ていくと、みなさんがとても感動してくださる」とも。恭子は、「すごく褒めてくださるでしょう?」と返しながら、「私はね、美しいものしか持ってませんから。とても素晴らしくファビュラスになってしまうのは慣れっこですからね」と自賛していた。

続けて、恭子は、「自分がこわごわ着ていたお洋服が、みなさんの大絶賛を受けるから。それによって、徐々に自分自身に自信がついてくる」と美香の気持ちを代弁しつつ、相談者に向けて、「他人の声よりも、自分自身の気持ちとか知識とか、そういうことを信じて人生を。おしゃれだけではなく、いろんなことをそうやって選択して過ごしていかれることが、自由を含めたご自身の成長につながるのではないか」とエール。また、母親の言葉に対し、「“どうせ”という言葉には、何もかもを破壊する不幸でネガティブな力がある。それを、“どうせ私は……”と自分に対して用いるのは、すでに自分への可能性を自分で打ち砕いてしまっている」と恭子の“格言”を紹介した美香は、「これは本当にそうだと思う」と自身の思いを伝えていた。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。