WEBブラウジングを続けていると必ず貯まるのが「キャッシュ」。ここでいうキャッシュとは、いちど表示したWEBページの画像やテキストデータを保存しておき、次回以降の表示速度向上に役立てるしくみのことをいいますが、次第に容量が増えるのが悩ましいところです。
iPhoneのSafariでは、「設定」→「Safari」の順に画面を開き、「履歴とWEBサイトデータを消去」をタップすればキャッシュを削除できます。しかし、この方法はWEBサイトにアクセスした期間(過去1時間/今日/昨日と今日/すべての履歴)が基準となり、対象期間内に貯えられたキャッシュ/アクセス履歴が一律に削除されてしまいます。
期間基準で一律に削除されては困る、アクセス履歴は残しておきたいという場合には、WEBサイト/ドメインを指定して削除する方法を選択しましょう。「google.com」はGoogleだから削除OK、「gstatic.com」はGoogleのコンテンツ配信ネットワークだから削除しても問題なし、などとドメイン名からWEBサイトのサービス内容を判断する必要があるものの、期間基準で一律にキャッシュやアクセス履歴が削除されることを防げます。
手順はかんたん、まずは「設定」→「Safari」→「詳細」→「Webサイトデータ」の順に画面を開きましょう。キャッシュ容量の多い順にWEBサイト/ドメインがリストアップされるので、削除対象を決定します。続いて画面右上の「編集」をタップし、削除したいWEBサイトの左端にある「-」ボタンをタップ、現れた「削除」ボタンをタップすれば、特定のWEBサイトだけSafariのキャッシュを削除できますよ。