アイドルグループのでんぱ組.incが25日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.43』の昼公演にゲスト出演し、妄想プレイを全力でやりきった。
「もみくちゃNGだったら、でんぱ組のライブできないです!」
漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。前日にライブを行った函館から飛行機の遅れで本番ギリギリに駆けつけたでんぱ組.incは、久保と能町が経験した函館山の夜景鑑賞で起きた悲劇を聞きつつ、久保の「みんなに駆け寄られるやつに憧れる」というリクエストで、ドラマ『3年B組金八先生』のオープニングを一緒に再現することになった。
中心にいる久保が「3年~B組~!」と叫ぶと、どこからともなく生徒たち(でんぱ組.inc)が「ミツロウ先生~!」と言いながら集まってくるというこのプレイ。久保が「みんなに、もみくちゃにされたいんです。もみくちゃNGとかないですか?」と確認すると、相沢梨紗は「もみくちゃNGだったら、でんぱ組のライブできないです!」と快諾した。
大型の脚立から俯瞰(ふかん)で撮るという本格再現の中、理想どおり、もみくちゃにされた久保は大喜び。ヒャダインに「お客様終わりです」と、はがされるも大興奮で、「素直な感想言っていいですか? 生徒と先生の一線を越えたいです!」と発言すると、能町に「ひどい先生(笑)」とあきれられた。
それでも久保は「持ち上げられようとしたり、息がフーって聴こえたりして、“俺はただの先生じゃないんだな”と思った」と興奮が収まらない様子。天沢璃人は「あんまり人に向かって走ってことがないので、楽しかったです!」と感想を述べ、藤咲彩音が「すごく抱き心地が良かったです!」と明かすと、久保は「私を必死に持ち上げようとしていたのは君か!」と納得していた。
「ゴールデン・ブザー」ごっこにドハマリ
さらに、『アメリカズ・ゴット・タレント』で「ゴールデン・ブザー」が押された歓喜のシーンをスローモーションで再現するプレイに「何これ超楽しいんだけど」(能町)、「一生できますね」(ヒャダイン)とドハマリ。その後も『仮装大賞』『IPPONグランプリ』で、溜めに溜めて出た1点によって“合格”や“IPPON”になる歓喜のシーンを再現した。
あまりに楽しんだ面々は、エンディング曲がかかり始めてもおかわりプレイを求め、急きょ延長戦。最後は「萌えキュンソングを世界にお届け! でんぱ組.incでしたー!」というお決まりの挨拶に久保が参加し、振り付けに苦戦して宮尾すすむポーズを挟みながらも、見事にそろって締めくくった。
会場限定で行われたこの昼公演の久保みねヒャダ3人トークでは、「人間はクソリプをもらうと脳が破壊される」「パリ五輪開会式にインスパイアされたクールポコごっこ」「ヤフコメの鑑」「北里柴三郎ものまねで暴言」といった話題を展開。オンライン配信もされた夜公演には千葉雄大がゲスト出演し、久保からの千本ノックに翻ろうされた。
夜公演の模様は、オンライン配信で9月8日まで追っかけ再生が可能(チケットは同日18時まで販売)。夜公演も含めた地上波放送は、9月14日・28日・10月5日・19日の深夜を予定。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。
次回のライブは10月6日に、昼・夜2公演で開催。会場限定の昼公演では「久保みねヒャダ旅 in 青森」を上映、オンライン配信もする夜公演には岡村靖幸がゲスト出演する。