俳優の草なぎ剛が、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ47』(31日18:30~)内で放送されるスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』(31日21:00すぎ~)で語りを担当する。
日本のエンタテインメント史を塗り替えたコメディアン・萩本欽一(欽ちゃん/伊藤淳史)と、そんな大スターに寄り添い続けた妻・澄子(スミちゃん/波瑠)の愛の物語を描く同ドラマ。草なぎが最初にテレビ出演を果たしたのは、その萩本の番組だった。
1988年、日本テレビで放送された『欽きらリン530!!』。当時、草なぎは弱冠13歳。オーディションで選ばれ、日本が誇るコメディアン・欽ちゃんに直々に稽古をつけてもらったことが、草なぎにとって大きな財産になっているという。
ドラマ本編では、香取慎吾が萩本のマネージャー役で登場。少年時代、ともに芸能活動のスタート期に萩本の薫陶を受けた2人が、萩本の人生を描くドラマを彩ることになった。
草なぎは「欽ちゃんは、オーディションで初めて僕に目をかけてくれた先輩なので、今でも感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。今回ナレーションを担当させていただいて、欽ちゃんがどのように家族と向き合ってきたのかを知ることができました」とコメントしている。
【編集部MEMO】
香取慎吾は「欽ちゃんからもう本当にいろんなことを教えてもらいましたが、大きかったのは、僕が10代の頃、『慎吾ちゃん、何も考えなくていい。思ったこと言って』と言ってくれたこと。そこから僕はバラエティ番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。香取慎吾というものを形成してくれた、大きな1つだったと思っています。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティとしての技というだけではなくて、『そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと』と教わりました」と語っている。