グローバルベイスは8月27日、「単身女性の住宅購入に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2024年7月17日から23日の間、20〜40代で年収300万円以上の女性500人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、将来マイホームを購入したいか聞いたところ、約5割が不動産購入を検討しているという結果に。また、「検討している」と回答した人に対し、結婚する・しないに関わらずマイホームがほしいかを尋ねると、7割以上がマイホームがほしいと考えていることが判明。
前項の質問で、マイホームを購入したいと答えた人に対して、その理由を聞いたところ「将来への不安のため」(60.4%)が最多回答であった。あわせて、将来に対して不安を持っているかを質問すると、9割以上が不安を持っていると答えた。
同社は、「続くインフレや年金制度の改変などが起こるなど、老後の状況がわからない昨今だからこそ、不動産資産を持っておきたいという人が多いと推察される」とコメントしている。
マイホームを購入するとなった場合に不安はあるかを尋ねると、約8割が不安要素があることがわかった。具体的にどのような不安があるかを聞いたところ、「現在の収入でマイホームが買えるのか」(57.3%)、「ローンが払い切れるのか」(51.8%)などの回答を得た。
現実的に購入したいと思う住居について尋ねたところ、「新築マンション」(56.4%)が1位。次いで「注文住宅(新築一戸建て)」(47.1%)と続くが、3位に「リノベーション(オーダーリノベマンション・リノベ済みマンション・リノベーションを含む中古一戸建て)」が45.8%でランクインした。約半数の人が中古マンションのリノベーションを選択したいと考えているとのこと。
また、マイホームを購入する際に重視するポイントを聞くと、「立地(交通アクセス・商業施設の有無・自然災害リスクなど)」(84.1%)、「周辺環境(近隣住民の雰囲気・治安など)」(76.2%)、「価格」(74.9%)がトップ3にランクインした。