ポジウィルは8月23日、「ハイキャリアの悩み実態調査2024」の結果を発表した。調査は、同社が運営するキャリアのパーソナルトレーニング「POSIWILL CAREER」を利用した年収600万円以上のハイキャリア層1,000名を対象に行われた。
ハイキャリア層の悩みの内容は、「キャリアの方向性・自己実現や生き方に関する悩み」が最多で全体の60%を占めた。また、「現職でのチャレンジに関する悩み」は15%、「スキルや市場価値の維持・向上に関する悩み」が13%となった。
悩みの期間についてはハイキャリア層でも31%(約3人に1人)が1年以上自分のキャリアについて悩んでいる、半年以上悩んでいるという人は52%という結果に。
悩みランキングの1位は「キャリアの次のステップが見えない」だった。既に高い地位や経験を積んでいるため、次に進むべき方向性が不透明であることへの不安も。2位は「仕事での達成感が低下している」。高いスキルと経験を持っているため、仕事の難易度が下がり、やりがいや達成感を感じにくくなるようだ。3位は「成長の停滞を感じ伸び代をイメージできない」だった。成功を重ねた結果、自分がこれ以上成長できるのかという不安を感じることがあるようだ。