Ankerの肩掛けできるポータブル電源2機種、防災セット'24年版も

アンカー・ジャパンは、肩に掛けて持ち運べるサイズ感を追求したコンパクトなポータブル電源2機種を、8月28日から予約販売開始。価格は、ACポート付きの「Anker Solix C300 Portable Power Station」が34,990円。

Anker Solix C300 Portable Power Station

AC出力は非搭載だが、さらに小型軽量な「Anker Solix C300 DC Portable Power Station」は24,990円。どちらもAnker Japan 公式オンラインストアと直営店Anker Storeのほか、Amazon.co.jpや楽天市場、⼀部の家電量販店等で取り扱う。

Anker Solix C300 DC Portable Power Station

Solix C300は、公式ストアでは執筆時点で15％オフの29,660円で購入でき、9月末頃に発送予定。一般販売は10月3日から開始予定で、一般販売開始後はすべての販路で購入可能になる。本体カラーはダークグレーとブラックの2色だが、販路によって取り扱いカラーが異なる可能性があるという。

Solix C300 DCも、公式ストアで15％オフ(執筆時点)の21,240円で購入可能。カラーはダークグレーとブラックの2色で、前者は10月初旬、後者は10月中旬に配送予定となっている。

これらに加えて、毎年恒例の防災セット「Anker PowerBag」の予約販売を8月28日にスタート。前出のACポート付き「Solix C300」に加え、モバイルバッテリー付きUSB急速充電器や各種ケーブルもセットにした商品で、公式オンラインストアとAnker Storeで150台限定で販売する。価格は35,990円。製品到着は10月初旬予定。

Anker PowerBag 2024

Anker Solix C300 Portable Power Station

Anker Solixシリーズで初めて肩掛けストラップを同梱し、両手を使わずに持ち運びやすくしたコンパクトなポータブル電源。約16cm四⽅の底⾯積と⾼さ約24cmという収納しやすいサイズ感で、デスクキャビネットの中や、玄関の靴箱にも収納できるとする。重さは約4.1kg。

Anker Solixシリーズ初の肩掛けストラップ同梱製品

容量は288Wh(90,000mAh)で、スマホを約19回充電でき、「家族全員のスマートフォンを充電するのにも十分」とする。最⼤300W出⼒に対応したACポートや、最大140W出力が可能なUSB-Cポートなど計8ポートを装備し、テレビや扇⾵機などの家電にも給電できるという。合計最大出力は360W。

独⾃の急速充電技術「HyperFlash」により、コンセントから本体を充電するのにかかる時間は68分と、一般的なスマートフォンへの充電よりも速い時間でフル充電可能にした。クルマのシガーソケットやソーラーパネル、USB-Cポートからも充電できる。

長寿命化を実現するアンカー独自の「InfiniPower設計」も採用。リン酸鉄リチウムイオン電池を採⽤したバッテリーセルに加え、内部の電子部品の発熱抑制、堅牢で耐衝撃性能の高い製品フレーム、発熱を監視/管理するバッテリーマネジメントシステム(BMS)などを備え、適切な利用方法と環境下で1日1回利用した場合、約10年間使えると謳っている。

Anker Solix C300 DC Portable Power Station

本体サイズ/重さは約12.4×12×20cm(幅×奥行き×高さ)/約2.8kgで、Anker Solixシリーズの最小最軽量モデルと位置づける。ワンタッチで点灯できるLEDライトを上部に備えており、同梱のストラップで肩に掛けて持ち運べるのも特徴。

従来機種「Anker 521 Portable Power Station」(2021年発売)からバッテリー容量を10%増強し、前出のSolix C300と同じ288Wh(90,000mAh)に引き上げながら、半分以下のサイズに抑えた。

USB-C、USB-A、シガーソケットを含む合計7ポートを搭載し、最大300W出力が可能(ACポートは非搭載)。C300 DC本体の充電はUSB-Cポート、ソーラーパネル、クルマのシガーソケットから行え、USB-C 140W×1の接続で約2.3時間、USB-C 140W×2(計280W入力)の同時接続では約1.5時間でフル充電できる。