俳優の竹内涼真が主演を務める、Amazon Original ドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』(10月25日独占配信)のメイキング映像が28日、公開された。
『龍が如く』の舞台 神室町を関東近郊に再現 メイキング映像
今回公開されたのは、『龍が如く』を象徴する物語の舞台“神室町”の裏側を映したメイキング映像。
神室町は桐生一馬にとっての深い意味を持つ街であり、複数の極道がシノギを削る人々の夢と欲望を丸ごと飲み込んだ混沌とした世界。そんな神室町をリアルに再現するため、関東郊外に巨大セットが組まれた。撮影現場で実際のセットを目にした賀来賢人も「これやばいっすね」と驚きの表情を見せ、武正晴監督は「歌舞伎町作れるじゃんと思った。なるべく実際の歌舞伎町に近いものを再現したいなと。自分が東京に来てずいぶんな時間を過ごしたので、かつてこういう楽しい場所があったと。それを優秀なスタッフを使って再現してしまうというのは、映像の素晴らしい力です」と語っている。
メイキング映像には、1995年当時の新宿や歌舞伎町の写真や資料を参考に、看板1つまで丁寧に作りこまれた様子が収められている。今作は1995年と2005年の二つの時間軸で描かれているため、2005年の神室町は1995年から時の経過が感じられる工夫が。武監督は「2005年と1995年はルックが全く違う。(照明は)タングステンとLEDで明かりの熱さが全然違う。技術的に言うと光の色温度が違う。別のフィルムを使っているかのようなルックにしようということでカメラテストもずいぶんやりました。当然服装とか時代背景が変わっていくので、神室町も寂しくなっていくというか。95年はすごく賑やかで危ない所だけど行くと楽しい神室町。2005年は怖い人はいないけど、おっかない場所になってしまった神室町。そういうのを意識して作りました」とこだわりを明かした。
【編集部MEMO】
Amazon Original ドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』は、2005年の発売開始以来、多くの作品が制作されている大ヒットゲームシリーズ『龍が如く』から着想を得たオリジナル脚本による実写ドラマ作品。ゲームと同じく実在の歓楽街をモチーフに作られた神室町(かむろちょう)を舞台に、主人公・桐生一馬と、兄弟同然で育った3人の孤児たちの生き様を、1995年と2005年の2つの時間軸を行き来しながらエモーショナルに描いている。義理人情に厚く、強くてカリスマ性のある“伝説の極道”桐生一馬を竹内涼真が演じ、『全裸監督』の総監督を務めた武正晴氏が監督を務める。