東京の玄関口に位置する「東京ミッドタウン八重洲」で、夜風に吹かれながら心地よい時間を楽しめる納涼イベント「八重洲夜市」が今年も開催されています。
8月30日(金)、9月1日(土)、6日(金)、7日(土)の夕方頃から、人気アーティストやDJらが奏でる音楽と、角打ちスタイルで楽しめるフード&ドリンク、こだわりのつまったアイテムが並んだ夜店が登場。開催初日に足を運んで満喫してきました!
オフィスビル群にDJブースが! 豪華なフリーライブ
昨年以上にパワーアップして開催される「八重洲夜市」の大きな魅力が、都会的な夏祭り空間。夏フェスのようなDJブースエリアでは、日替わりでフリーライブが開催されます。今年も豪華なタイムテーブルが予定されていて、8月30日(金)は七尾旅人さんや長塚健斗(WONK)さんが、最終日の9月7日(土)はMichael Kanekoさんらが出演。
初日のこの日もさっそく、近隣のオフィスワーカーや浴衣を身にまとった方々が、飲み物を片手に心躍る時間を楽しんでいました。大人の寄り道にぴったりなので、ぜひ気軽に立ち寄って、心地よい夜風と音楽を楽しんでください。
納涼角打ちで人気店の限定メニューに舌鼓
フリーライブと共に気軽に楽しめる、角打ちスタイルのグルメにも注目です。
ドリンクは、お茶割りのパイオニアとして知られる、学芸大学や目黒の人気店「茶割」が、期間限定で「茶割 BAR TRUCK」をオープン。看板メニューの一つ、熊本の芋焼酎「彩響(あやひびき)」のお茶割りは、煎茶、抹茶、炭酸和紅茶、強焙煎ほうじ茶から、好みのお茶をセレクトできます。
フードメニューは、感度の高い食通たちに絶大な支持を得た「Salmon & Trout」や「八雲茶寮」を経て、現在はフリーのシェフとして活躍する中村拓登さんが「中むら食堂」として登場。鹿肉を使ったボリュームたっぷりのワンハンドメニューなどを味わえます。
また、世田谷・松陰神社前の古民家カフェ「かしや」のかき氷メニューなど、厳選された人気店のフードトラックが並び、魅力的なメニューを提供。友人や同僚らとシェアしながら食べ比べるのもおすすめですよ。(営業時間は16~21時)
筆者は、「茶割 BAR TRUCK」で「彩響 炭酸和紅茶割り」を、「中むら食堂」で「中むら特製 カジキマグロの冷や汁」をセレクト。熟成味噌の滋味深い味わいに、さっぱりした和紅茶割りがマッチし、涼しい風と音楽を楽しみながら、美味しくいただきました!
カルチャーとアートが感じられる夜店が日替わりで登場
東京ミッドタウン八重洲の1階アトリウムには、こだわりの詰まった品々が並ぶ夜店エリアも登場。
今年の「八重洲夜市」のビジュアルを手掛けたイラストレーター、カワグチタクヤさんや、写真集専門の出版社「SUPER LABO」など、ユニークなショップが期間中に日替わりで出店するそう。何度も足を運んでみたくなりますね(営業時間は16~21時)。
この日は、カワグチタクヤさんと、熊本の老舗「団扇屋 栗川商店」がコラボレーションした、縁起物でもある「来民渋うちわ」を、特に多くの方が手に取っていました。 「来民渋うちわ」は、阿蘇外輪山で取れる竹と、和紙を柿渋でコーティングした、耐久性のある伝統的な渋うちわ。「八重洲夜市」のビジュアルをあしらったデザインも限定販売されています。
巨大なデジタルアートが登場 散歩しながら夜景を楽しんで
すっかり日が暮れた19時過ぎ。東京ミッドタウン八重洲の壁面には、夏を演出するデジタルアートが期間限定で登場します。「日本の夏の夜の夢絵巻」をテーマに、幻想的な光景が圧倒的な迫力で描かれ、とても華やか!
こちらは「八重洲夜市」と合わせて楽しみたいイベント「光の錦絵 夜祭夢灯(よまつり ゆめあかり)」の演出。地下道で直結している東京駅の八重洲側、グランルーフ2階デッキを会場に開催しているイベント「宵路灯籠(よいみちとうろう)」でも、夏らしい演出のデジタルアートやアクティビティが登場しています(9月5日までの毎日、19時~23時に実施)。
グランルーフから東京ミッドタウン八重洲を眺めると、壁面のデジタルアートがより一層楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
史上最高だったかもしれない暑さのピークを越え、やっと夜風が涼しくなってきた今の季節にぴったりのイベント。東京ミッドタウン八重洲で、夏の終わりを最後まで味わい尽くしましょう!
■information
東京ミッドタウン八重洲 「八重洲夜市」
会場:東京ミッドタウン八重洲 1F ガレリア、アトリウムほか
期間:8月23日~9月7日 期間中の金・土開催
料金:無料/入退場自由