西川は8月23日、「日本人の睡眠に関する意識・満足度調査」の結果を発表した。調査は7月5日~7日、全国の18歳~79歳の男女10,000人(居住地別・性年代別人口構成比に合わせて聴取)を対象に、WEBパネル調査にて行われた。
調査によると、不眠症の可能性が「ある」人は47.2%。特に、20代~40代では5割以上と高い結果に。
そこで、平日と休日・祝日の睡眠時間を聴取し、ライフステージライフステージごとの睡眠の実態を比較したところ、高齢者・成人・こども(小学生~中学生)では、約半数~6割が平日・休日・祝日で適正な睡眠時間をとれている一方、平日の高校生は約8割が適正な睡眠時間をとれていないことが明らかとなった。
次に、親から見たこどもの睡眠満足度を調査したところ、全体では「満足・計」(52.9%)が過半数となり「不満足・計」を上回ったが、「満足・計」の内訳をみると、「十分に満足」(16.6%)している人はわずか2割弱という結果に。「満足・計」の割合を学齢別にみると、小学校高学年(65.0%)で最も高く、中学生以降は学齢が上がるほど睡眠満足度が低くなる傾向が見受けられ、高校生では41.4%だった。
また、お子さんの睡眠について困っていることを聞くと、52.1%に何かしらの困りごとがあることが明らかに。具体的には「夜更かししている」(17.5%)、「寝る前まで電子機器を使っている」(15.8%)、「寝相がひどい」(12.7%)が上位に。学齢別では、「夜更かししている」は高校生で31.7%と、他の学齢と比べて10pt以上高かった。