スクールウィズは、2024年度版の国別・留学費用の実態調査の結果を2024年8月22日に発表した。調査は、2024年3月1日〜5月31日の期間、同社が取り扱う語学学校の2024年版の料金表、および政府、各種サービス提供会社の料金などを参照し、2024年3月1日時点での為替レートで集計したもの。
日本からフィリピンに留学する場合の1カ月あたりの費用相場をみると、最も安いのは「バギオ」(37.1万円)だった。次いで「イロイロ」(41.5万円)、「クラーク」(42.7万円)、「セブ島」(43.5万円)と続いた。フィリピンは欧米に比べて物価が安く、授業料や滞在費を大幅に抑えることができ、近年日本からの留学先として人気が高まっている。
日本からオーストラリアに留学する場合の1カ月あたりの費用相場をみると、「ブリスベン」(63.9万円)が最も安く、次いで「メルボルン」(64.8万円)、「パース」(65.8万円)、「ゴールドコースト」(66.0万円)、「シドニー」(66.6万円)との結果に。
日本からアメリカに留学する場合の1カ月あたりの費用相場をみると、最安値の「ハワイ(ホノルル)」「サンフランシスコ」(各99.6万円)に次いで、「ロサンゼルス」(100.6万円)、「サンディエゴ」(100.9万円)、「ボストン」(103.3万円)、「ニューヨーク」(110.9万円)と続き、アメリカでは1カ月あたり100万円前後の留学費用が必要であることが明らかになった。