Safariで「開く」とか「次へ」などのボタンを何度タップしても、現れるはずの画面が表示されない...そのWEBページがどのようにデザインされているかわかりませんが、ひょっとすると原因はSafariの「ポップアップブロック」にあるかもしれません。

ポップアップとは、新たなWEBページを別画面で開く処理をいいます。操作時点で開かれているWEBページはそのままに、ほかのWEBページを別のウインドウまたはタブ上に表示できるため、広告などさまざまな用途に活用されています。

そのポップアップの表示を妨げる機能が、ポップアップブロックです。ポップアップのしくみはいつしか濫用されるようになり、WEBページを無限ループ状態で作り続け操作を妨げたり、スパイウェアが侵入する窓口として悪用されたり、ユーザにとって必ずしも好ましくない存在となったため、Safariなど多くのWEBブラウザがポップアップブロック機能を実装するようになったのです。

しかし、健全なWEBサイトでポップアップブロックが作動してしまうと、ページの閲覧やサービスの利用に支障をきたすことになります。その場合、一時的にポップアップブロックを解除して対応することになります。

ポップアップブロックを解除するには、「設定」→「Safari」の順に画面を開き、画面の中ほどにある「ポップアップブロック」スイッチをオフにしましょう。以降、スイッチがオフの状態でポップアップを使用するWEBサイトにアクセスすると、「このサイトではポップアップウインドウが開きます」というダイアログが現れ、ブロックするか許可するかを選択できるようになります。

  • WEBページ上のボタンをタップしても別画面が現れない場合は、「ポップアップブロック」スイッチをオフにしてみましょう