セントラル・リーグ(以下セ・リーグ)とパシフィック・リーグ(以下パ・リーグ)の選抜選手による対抗試合「マイナビオールスターゲーム2024」が開催され、7月23日の第1戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)は6-11でセ・リーグが勝利した。
2年ぶり4度目の出場で初本塁打を放つなど4打数3安打の活躍で、「試合を通じて野球キッズに夢を届けた選手」に贈られるマイナビドリーム賞と敢闘選手賞をW受賞した東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手。試合終了後、受賞の感想のほか、これからプロ野球選手を目指す子供たちに向けての思いも聞いた。
オールスターの打線に感嘆「素晴らしい打者ばかり」
――マイナビドリーム賞の受賞おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
素直に嬉しいです。
――4打数3安打のご活躍でした。振り返ってみていかがですか?
申し分ない活躍ができたかなと自分の中で思いますし、満足しています。
――2回のホームランについて振り返ってください。
チームの勢いもよかったですし、ノリノリでいけたのでチームの皆さんのおかげかなと思っています。
――その2回には13人の打者、9得点のビッグイニングとなりました。
皆さん素晴らしい打者ばかりなので、いつまで続くんだろうと思いながら見ていましたけど、良かったです。
――敢闘選手賞も受賞。今回、惜しくもMVPではありませんでした。
もしかしてとれるんじゃないかと思ったんですが、牧さんがホームラン2本打ったんで、牧さんかなと思いました。
――セ・リーグは、5連敗中という中で迎えた今日の試合でした。
いやもう勝てたことがすごく嬉しいですし、連敗を止められたのでよかったです。
――初開催となったエスコンの熱気はいかがでしたか?
いろんな球団の方々が来てくださって、この球場ももちろん素晴らしいですけれども、それ以上に熱いファンの皆さんの声援が届いたので、そこがすごく嬉しかったです。今後も、たくさんのファンの方々を楽しませられるようなプレイができたらと思います。
――村上選手にとって、オールスターゲームとは?
そうですね。12球団の素晴らしい選手たちが集まってプレイをするので、2試合しかないけれども、すごく盛り上がる試合なのかなと思いますね。
――子供の頃、村上選手が見ていて憧れる選手はいましたか?
プロ野球選手全体的にみなさんカッコ良かったので、プロ野球という場所に憧れていました。やっぱり速い球を投げたりとか、ホームラン打ったりとか、大歓声のなか野球をしてたりとか、なかなか経験することが小さい頃なかったので、そういう姿を見てすごいなと思っていました。
――これからプロ野球選手を目指す子供たちには、どんなことを伝えたいですか?
とにかく野球を楽しんで、目一杯好きなだけバットを振って、仲間と喜び合って、悔しい時は一緒に泣いて。そういうスポーツなので、そこは大事にしてほしいなと思います。
――これまでのオールスターで一番印象に残っているシーンは?
もともと近本さんのサイクルヒットとかを目の前で見ていたので、それが一番だったんですけど、自分自身もホームラン打てたので、今日のホームランはすごく思い出に残りました。
――レギュラーシーズンでのホームランとオールスターのホームランは、また違うところがありますか?
二試合しかないですし、打席が限られた中で打てるというのはすごく嬉しいですね。
――後半戦に向けてのメッセージをお願いします。
やることは変わらず、しっかり野球と向き合って、いい結果を残せるように頑張りたいなと思います。