映画『ラストマイル』(公開中)の公開初日舞台挨拶が、23日に都内で行われ、満島ひかり、岡田将生、大倉孝二、塚原あゆ子監督が登場した。
同作は、ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を手掛けた塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子による完全オリジナル映画作品。『アンナチュラル』・『MIU404』と同じ世界線で起こる爆破事件を描いている。
満島ひかり、『アンナチュラル』『MIU404』を背負った映画主演にプレッシャー「ずっと気が張っていた」
公開を迎え周囲からの反響について聞かれると、満島は「中学生からの同級生3人が、20日のプレミア試写会に来ていて、私はオレンジカーペットを歩いたり、舞台挨拶をしたりして帰りが22時過ぎだったんですけど、『どうしても感想を話したい!』というので、私の家に来て、お茶をしながらあれやこれや話しを聞かれながら感想を話しました」と振り返る。特に印象的だった言葉については「親友にいちばん最初に『ひかり、グッジョブ!』と言われました(笑) 嬉しかったです」と笑顔を見せていた。
また、最後に締めの挨拶を求められた満島は「脚本を読んでいてもわかっていたんですが、『ラストマイル』を試写会で観て、6年間愛されてきたドラマと4年間愛されてきたドラマ、そして新井順子プロデューサーと脚本の野木亜希子さん、塚原あゆ子監督という何本も一緒に作ってきたチームが作った作品を代表して取材を受けたり、挨拶をしなきゃいけないということに正直ずっと気が張っていて…… 緊張感がすごかった」とプレッシャーがあったことを口にする。「1年半前に撮影した『ラストマイル』をいまだに解釈し続けている。それくらい自分自身に寄り添ったテーマが描かれていて、全然解決できないです。野木さんにいろんなものを渡された感じがして、これからもずっと考えていくんだろうなと思う」と語った。