TBS系金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(毎週金曜22:00~)の第9話がきょう23日に放送される。今回の注目ポイントをプロデューサーの橋本芙美氏が語った。
早見和真氏の同名小説を原作とする本作は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)とその秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。
橋本芙美プロデューサーのコメントは以下の通り。
■浩子は何に対して「復讐」しようとしているのか!?
9話の最大のポイントは、8話で「フーチョウ」が「復讐」という意味だと分かり、浩子が息子の清家を操り、権力を握らせて一体何に対して「復讐」しようとしているのか? 探っていくということです。
清家は「首相公選制」を打ち出し、憲法改正に向けて動いていきます。国民の直接投票で総理を選ぶことができる「首相公選制」は、良い政策のようにも見えますが、権力が集中して独裁的な政治になる危険性もはらんでいます。これも「復讐」を果たすための浩子の指示なのか?
その政策に対して、道上(水川あさみ)はアクションを起こしていきます。
■BG株事件に関する疑惑の人物…道上&鈴木&山中の捕獲大作戦に要注目
元秘書・鈴木(玉山鉄二)の活躍により、諸橋外務大臣(矢島健一)の元秘書で失踪していた富樫(吉岡睦雄)が今は裏社会で暗躍していることがわかります。
浩子と諸橋が裏で繋がり、BG株事件の隠蔽に関わっていると睨んだ道上は、その富樫に話を聞くことができれば、浩子へのなんらかの糸口が得られると考え、富樫がよく来るというバーで、道上、鈴木、山中(丸山智己)が張り込みをして富樫をおさえようとしますが…。
富樫捕獲大作戦がうまくいくのか? 新たな糸口を掴むことができるのか? 要注目です!
■道上が浩子と再び対峙! 明らかになった浩子の壮絶な過去とは…
8話での直接対決で、浩子に太刀打ちできなかった道上ですが、「フーチョウ」や「劉麗蘭(リュウ・リーラン)」という新たな切り札を得て、9話で再び、浩子と対峙するため山中の反対を押し切って愛南町に向かいます。
そこで今度は「フーチョウ」に繋がる清家の祖母と浩子の壮絶な過去を聞き出すことに成功します。それがどんな内容なのか、必見です!!
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