男性専門の総合美容医療「ゴリラクリニック」(医療法人社団十二会)はこのほど、20〜60代の男性941名を対象に「頭髪・頭皮に関する意識や悩みについての調査」を実施した。
夏の暑い時期は頭皮の不快感が増すことからシャンプーやスカルプローションなどのケア商品に注目が集まる。
そこで同院では、今回の「夏の頭髪・頭皮ケア」調査を実施。併せて、一部質問において4年前の【2020年/頭髪・頭皮の悩み】調査データ(男性600名が対象)との比較も行なった(4年前に調査を行っていない60代を除く「20〜50代男性の回答」で比較)。
■頭髪・頭皮の悩み
調査の結果、20〜60代男性の4人中3人(75.0%)が、何らかの頭髪・頭皮の悩みを抱えていることが明らかになった。
4年前(2020年8月)との比較では、20〜50代男性で悩みを抱える割合が12.1%増加(2020年63.2%⇨2024年75.3%)している。
■頭髪・頭皮ケアの増加傾向
次に、20〜60代男性の6割以上(64.0%)が、日ごろ頭髪・頭皮のケアをしていることが明らかになった。
4年前(2020年8月)との比較では、「20〜50代男性が日常的に頭髪・頭皮ケアを行う割合」は4年間で10.0%増加(2020年55.1%⇨2024年65.1%)。世代別では特に40代男性での関心が高まっており、14.7%増加している。
前述の質問「頭髪や頭皮の悩みがあるか」の問いでは、特に20代男性が13.7%増加(58.0%⇨71.7%)、30代男性が18.4%増加(61.4%⇨80.0%)するなど若年層が頭髪・頭皮の悩みを抱えていることが顕著に表れたのに対し、「日頃から頭髪や頭皮のケアをしているか」の問いでは、20代男性は8.1%(58.0%⇨66.1%)、30代男性は10.3%(58.0%⇨68.3%)と微増にとどまる結果となっている。
■頭髪・頭皮ケアをする理由
頭髪・頭皮ケアをする理由としては、「身だしなみ(51.0%)」と「薄毛予防(43.7%)」が主要な理由であり、特に若年層でも薄毛予防への意識が高まっている。
頭髪・頭皮ケアをする理由トップ3は、1位「身だしなみ(51.0%)」、2位「薄毛予防・対策(43.7%)」、3位「頭皮の健康(35.2%)」となり、薄毛予防や白髪に対するケアが重要視されていることが明らかになった。
■頭髪・頭皮の悩みの種類
主な悩みの種類は「薄毛」「白髪」「かゆみ」。加齢とともにこれらの悩みが増加している。特に20代の4割(37.2%)が「かゆみ」に悩んでおり、60代では半数が「薄毛」「白髪」に悩んでいることが判明した。
■洗髪と入浴の頻度
「洗髪」と「入浴」の頻度はどちらも「毎日1回」が最多で、7割近くの男性が回答した。一方で、「1日に数回」「毎日」を除いた回答は約2割存在している。
■他人の頭髪・頭皮への意識
他人の頭髪・頭皮については、7割以上(73.1%)の男性が「他人の頭髪・頭皮が気になる」と回答。特に40代では約8割が気にしていることが判明した。
■調査結果まとめ
今回の調査では、20〜60代男性の4人中3人(75.0%)が何らかの頭髪・頭皮の悩みを抱えていることが明らかになった。
また6割以上(64.0%)が日ごろから頭髪・頭皮のケアをしており、その理由のトップ3は【(1)身だしなみの一環(51.0%)、(2)薄毛予防・対策のため(43.7%)、(3)頭皮の健康のため(35.2%)】と、薄毛予防や白髪に対するケアが重要視されていることや、若年層の間で薄毛予防への意識が高まっていることが今回の調査でわかった。
その他、「頭髪・頭皮の悩みの種類」としては薄毛や白髪、かゆみが主な悩みであることが判明。「洗髪」と「入浴」の頻度は、どちらも「毎日1回」が最多でそれぞれ7割近くの男性が回答している。
また7割以上(73.1%)の男性が「他人の頭髪・頭皮が気になる」と回答。特に40代男性の約8割(77.2%)が気にしていることがわかった。