東日本電信電話 北海道事業部とNTT DX パートナーは8月21日、札幌トヨタグループの全従業員に「睡眠改善プログラム(睡眠測定・分析、睡眠指導等)」を提供したと発表した。

札幌トヨタグループの「従業員満足度(ES: Employee Satisfaction)」向上・「健康経営」推進の一環として、2024年2月~7月に札幌トヨタグループ全従業員2,386人を対象に実施。

「主観データの取得(『睡眠偏差値 for Biz』を活用した睡眠の可視化を各人2回実施)」、「客観データの取得『ブレインスリープコイン』を活用した睡眠の可視化を実施」、「睡眠の専⾨家 Sleep Planner※に相談可能なコミュニティの形成」、「睡眠改善コンテンツの提供」、「睡眠意識向上のためのセミナー開催」、「結果報告会」が取り組みとして実施され、札幌トヨタグループ全体の睡眠課題を特定し、睡眠データを可視化。

※ブレインヘルスラボが認証する睡眠相談や改善提案が可能な睡眠の専門家

また、セミナーなどを通じて、睡眠データの改善や日中の眠気の減少などの成果を確認したとする。

その結果、「睡眠偏差値の改善」「グループ全体の睡眠課題の可視化」「今後の対策」が確認でき、札幌トヨタグループは、従業員満足度を高めることで、業務の生産性向上とお客様サービスのさらなる向上に努め、NTT東日本およびNTTDXパートナーは、札幌トヨタグループをはじめとした企業・自治体の健康経営の支援を通じて、北海道から日本の睡眠課題解消を目指すとともに、睡眠ビジネス分野の確立・拡大に取り組むという。