つい先日、仕事帰りにローソンに寄ったところ……

ち、ちょ待てよ! なんかあるんですけど……。なにこれ、お菓子の「バンザイ山椒」がカップ麺になったの? ヤバッ。こんなんスルーして帰るわけにいかないでしょ!

ということで、今回はローソンの新商品「バンザイ山椒風味 山椒塩らーめん」の食レポをお届け!

■新感覚! 「バンザイ山椒風味 山椒塩らーめん」を実食

8月20日より発売された「バンザイ山椒風味 山椒塩らーめん」は、岩塚製菓の人気お菓子「バンザイ山椒」とローソンのコラボ商品。ベースとなっているのはサンヨー食品のサッポロ一番である。安定感のあるメンツが集まっているし、これはますます期待できそうだ。

実はこの商品、もうひとつ仕掛けというか“ひねり”が加えられていて、なんとこれ……

「バンザイ山椒」あられを入れて食べるとさらにおいすぃ〜……らしいのである。

レジでお会計を済ませる直前にこの事実に気づき、すぐさまお菓子コーナーへ移動。そして無事に……

ゲッツ。

どちらも超個性的というか、超脱力系のパッケージなので、一瞬「あれっ、これから一体、何を食べることになるんだろう」と不思議な気持ちになったが、とにかく無事に役者は揃った。あとはレギュレーションどおりに作っていくだけである。

まずはビニールを剥いで蓋を開けて……

この時点ではまだ、「おっ、山椒のいい香りが……!」ということはなかった。鼻を近づけてよ~く嗅いでみると、「おっ、いるいる。バンザイ山椒がいる」と気づく程度。もっと強烈な香りをイメージしていたのでちょっと意外だったが、奇抜さではなく、味にちゃんとこだわって作ったということだろう。ほのかな山椒の香りとともに、「出オチじゃないぞ」という秘めたる意志を嗅ぎ取ることができる。

さっそく熱湯を注いで……

直立不動で3分待機。

3分経ったら「仕上げの小袋」を投下し、箸で軽く混ぜたら……

完成! おおっ、山椒の香りと動物系スープの香りが鼻腔をくすぐってくる。これはウマそうだ。

さっそくスープからいただいてみると……

ああ〜……やっぱりウマい。ちゃんとウマいカップ麺になってる! ポークやチキンのしっかりとした旨み、ふわっと香る山椒の風味と刺激、そしてガーリックやオニオンなどの香味野菜の香りが程よいバランスで交差し、素敵な一体感を演出している。野生的でもあるし、上品でもある。小さなあられのザクザクした食感も小気味いい。

麺は細麺タイプで、スープがしっかりと絡んで美味。ザックリわかりやすくお伝えすると、「普通にクオリティの高いパンチ効いてる系塩ラーメン+バンザイ山椒」っていう感じ。意外にこの味のラーメンは初めて食べたかも。

途中、バンザイ山椒を単品で食べてみたけど、やっぱり再現度が高いというか、バンザイ山椒の雰囲気・個性はちゃんとカップ麺のほうでも表現できているようだ。しっかりリンクしている。

さて……それじゃあ、そろそろいっちゃいますか。

ジャラジャラジャラジャラッ……

どーん! すっごいビジュアル! カップ麺にこんなに容赦なくお菓子をぶっ込んだのは初めてだ。普通、お菓子なんて入れないもんね。「バンザイ山椒」あられを入れて食べるとさらにおいすぃ〜……とか書いてあったけど、本当においすぃ~のか? 半信半疑で食べてみると……

おいすぃ〜!

「バンザイ山椒」あられのガリガリ食感が鬼のようなアクセントになっているのはもちろん、カップ麺の山椒の風味がさらにパワーアップし、塩ラーメンとしての味わいも濃く、深くなったように感じる。当然ながらめっちゃ馴染んでるし、このトッピングは大正解!

「バンザイ山椒」あられの食感は後半までかなりキープされていたのも印象的だった。なんかでコーティングされているのかな? もち米だから噛んでいるうちにモチモチした食感に変わっていくのもとても面白かった。これはマジで新感覚……!

ということで、ローソンと岩塚製菓のコラボ商品「バンザイ山椒風味 山椒塩らーめん」は要チェック! ヴィジュアルも面白く、一度SNSで火が点いたら入手困難になる可能性もあると思うので早めにゲットしておいたほうがよさそうだ。