俳優の綾野剛と星野源が、20日に都内で行われた映画『ラストマイル』(8月23日公開)の完成披露舞台挨拶に満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、阿部サダヲ、石原さとみ、井浦新、市川実日子、麻生久美子、塚原あゆ子監督とともに登場した。
同作は、ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を手掛けた塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子による完全オリジナル映画作品。『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線で起こる爆破事件を描いている。
綾野剛&星野源、『ラストマイル』カーペットイベント&舞台挨拶に登場
ドラマ『MIU404』で刑事・志摩と伊吹を演じた星野と綾野。舞台挨拶前に行われたカーペットイベントでは、舞台上で2ショットと撮るなど仲睦まじい姿を見せており、綾野は「私の役にとって大きかったのは志摩に会えたこと・再会できたこと。そういった個人的な思いが作品を支えていて、それが皆さんに届くと思うととても温かい気持ちになります。このビッグラブな作品をぜひ観に来てください! 志摩、ありがとう!!」と愛情たっぷりに話した。
舞台挨拶で綾野は『MIU404』と同じ世界線となる今作への参加について聞かれると「『MIU404』の最後は『ゼロ地点から、ここからだ』というセリフで終わっていて、それがこういう形でつながったのは嬉しいですし、それ以上にきょうは立てていないけど、スクリーンの中でみんながそれぞれ生き続けているということがなんともいえない愛おしさがありました」と話した。一方、星野も「きょうここに来られていない方でも、『この人がここに!』みたいな(ことがある)……まだ隠しているんですよ。観たらびっくりするポイントがいっぱいある。僕も脚本を読んで『やべぇ……』と思った」と期待をあおっていた。
また、綾野は『MIU404』撮影中に今作の制作について知ったそうで「僕も(撮影の)途中から聞いていました。なので『MIU404』を撮っているときに眼鏡とか衣装とか残しておかないとと思って、ずっと残していた。きょうもこれは伊吹のつけていた眼鏡なんですけど、もしかしたら最後かもと思ったので、一緒に立とうと思って」と劇中で着用していた眼鏡をかけてきたことを明かした。