エン・ジャパンは8月19日、「副業・プロボノ」に関する調査結果を発表した。調査は6月26日~7月28日、同社運営求人サイト『エン転職』を利用するユーザー4,890名を対象に、インターネットで行われた。

  • 副業・プロボノへの興味

    副業・プロボノへの興味

プロボノとは、職業上の知識・スキルを無償提供して社会貢献するボランティア活動全般のこと。

はじめに、「本業以外の活動である副業・プロボノに興味がありますか?」と尋ねたところ、75%が「興味がある」と回答。うち、67%が「副業」で働くことを希望(強く+やや)しており、理由を聞くと、「収入を増やしたいため」(85%)が圧倒的に多く、次いで「キャリアを広げたいため」(28%)、「スキルアップを図りたいため」「知見・視野を広げたいため」(ともに27%)という結果に。

一方、「プロボノ」で働くことを希望(強く+やや)している人は45%。理由としては、「キャリアを広げたいため」(68%)、「スキルアップを図りたいため」(51%)、「知見・視野を広げたいため」(47%)が上位にあがった。

  • 副業・プロボノで、どんな仕事がしたいですか?

    副業・プロボノで、どんな仕事がしたいですか?

続いて、副業・プロボノで働くことを希望する人に対し、「どんな仕事がしたいですか?」と質問したところ、「経験・スキルが活かせる仕事」(38%)、「隙間時間・短時間でできる仕事」(28%)、「週末・休日にできる仕事」(26%)が上位となり、副業で得たい月間収入額は「3万円~5万円未満」が31%で最多に。

一方、今までに副業・プロボノの経験が「ある」という人は22%。「経験・スキルが活かせる仕事」(38%)をしている(していた)人が多く、実際に副業で得ている(得ていた)月間収入額は「1万円~3万円未満」(26%)が最多だった。

  • 副業・プロボノを実施して良くなかったこと

    副業・プロボノを実施して良くなかったこと

最後に、副業・プロボノを実施して良かったことを教えてもらったところ、副業は「副収入が得られた」(72%)がダントツに多く、プロボノは「社会貢献できた」(50%)や「人間関係が広がった」(37%)が上位に。

一方、良くなかったことでは、「プライベート・趣味の時間が減った」(32%)が最も多く、次いで「特にない」(30%)、「思ったよりも収入が得られなかった」(26%)と続いた。