日本旅行は、西武鉄道4000系クロスシート車で行く1泊2日ツアー「臨時夜行急行『奥秩父51号』<本川越・飯能・三峰口・寄居経由>御花畑行」を10月5~6日に実施すると発表した。
いまではほとんど姿を消してしまった首都圏発の座席夜行列車を再現し、往年の郷愁を求める世代や、伝聞でしか知らない世代に「ノスタルジックな旅情」を楽しんでもらうべく企画された。2022年9月に池袋駅から秩父鉄道に乗り入れる「奥武蔵51号」の座席夜行を運行したところ、反響が大きかったことから、今回は西武新宿駅から秩父鉄道へ乗り入れる「奥秩父51号」を運行。クロスシートが並ぶ西武鉄道の車両4000系を使用し、オリジナルヘッドマークの装着や硬券乗車票の発行で特別列車を演出する。
10月5日の20時38分に西武新宿駅を出発し、秩父鉄道への夜行乗入れで首都圏発の夜行列車を再現。通常運行のない周遊経路で運行し、本川越駅と三峰口駅でミニ撮影会を実施する。日本旅行の夜行列車企画ではおなじみ「夜鳴きそば」の販売も行う。10月6日の朝6時前に御花畑駅に到着し、解散となる。
旅行代金は、クロスシート1人1席プラン1万6,500円、ロングシート1人2席プラン1万7,500円、クロスシート1人2席プラン2万4,000円、クロスシート1人1ボックス占有プラン4万8,000円。いずれも大人・こども同額。日本旅行メディアトラベルセンターサイトにて、8月22日15時から予約受付を開始する。