『CREPE STAND HONEY (クレープスタンドハニー)』は、江ノ電江ノ島駅から徒歩1分のスバナ通りにあります。お客さんからは「こないだこれ食べたよね、今日は何を食べる?」と言われる、リピーターがたくさん訪れる人気のクレープ屋さんです。
2016年5月に開業し、現在8年目を迎えました。当初、スバナ通りには玉屋さん以外のお店がほとんどない住宅地だったそうです。そのため、甘いものを提供する場所としてクレープ屋さんを始めることにしたそうです。
生地へのこだわり
北海道産の粉を使用し、10種類以上の粉で試行錯誤を重ねた結果、現在の生地にたどり着いたそう。一般的にクレープには薄力粉が使われますが、こちらのお店では強力粉を使用。その理由は、強力粉の方が粉の旨みをより感じられたからだそうです。
一番人気はブリュレクレープ!
一番人気のブリュレクレープは4種類あります。
マンゴー(Mango)ジェラート(Gelato)自家製アップル(Apple)バナナ(Banana)季節によって中身の人気商品は変わりますが、夏にはアイスが入ったものが特に人気。筆者が食べた自家製アップルのブリュレクレープは、食べた瞬間、「おいしい!」と声が出そうになってしまいました。オーナーの三田村さんは「クリームはあまり入れていないんですね。主役はあくまでも生地なので、中身ではなく生地を味わっていただきたい」と語ります。
実は中身もこだわりだらけ!
クレープの中身は、起承転結をテーマにして作られています。ブリュレクレープにはカスタード、その下に生クリーム、さらにその下にサクサクした層があります。食べ進めるとフルーツやスポンジ生地が表れ、箸休めに生地そのものの味を楽しむゾーンもあります。このように計画された味の変化が、最後まで飽きずに楽しめる秘訣です。
また、カスタードは工場から直接打ち合わせに来てもらって作ったオリジナルでここでしか味わえないものです。先ほど生地が主役とのことで伺っていましたが、実は、中身もこだわりだらけでした。美味しいはずです。
地元にも観光客にも人気!
地元の方に加え、夏のシーズンには海の家で働くスタッフが帰ってくることで賑わいを増します。店舗には中国語ができるスタッフもいて、中国の観光客から「以前ここで食べたものが忘れられず、また来ました」と言われたそう。また、アジアだけでなく、フランスの観光客も印象的だったそう。
フランスではクレープは通常、お皿に盛られて提供されています。手持ちの巻いてあるクレープは、ジャパニーズスタイルとして認識されていますが、スタイルは違っても本場の方に認められるのは嬉しいもの。こちらのお店のクレープは、そんなフランス人にも認められリピーターがいるほど人気なのです。
オーナーの三田村さんは、「年に一度、日本に来るたびに必ず訪れてくれる観光客や、芸能人のお客様もいます」と語ります。しかし、こうした成功の裏には、多くの試行錯誤や努力がありました。三田村さんやスタッフの努力とお客さんへの心配りが、地元の人にも観光客にも愛される理由なのです。
プリンやドリンクもおすすめ!
また、数量限定の固めプリンも人気です。こちらは、一気に7-8個買う方もいる為、日によっては売り切れてしまうことも。ちなみに筆者がお伺いした平日の14時にはありませんでした。
クレープだけでなく、ハニーレモネードなどの冷たいドリンクも取り揃えていて、今の暑い時期には、こちらもおすすめ。イートインスペースもありますので、ぜひ涼みに立ち寄ってみてください
基本情報
【CREPE STAND HONEY (クレープスタンドハニー)】
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目8-38グランブルー湘南営業時間:平日 11:00〜18:00 土日祝 11:00〜19:00※クレープは生地が無くなり次第終了とさせていただきます。
定休日:不定休