「Yakult1000『睡眠実態調査』PR事務局」は、「夏の睡眠」に関するアンケート調査結果を8月8日に発表した。同調査は2024年7月2日~3日の期間、全国20~60代の男女各100人の計1,000人を対象にインターネットを用いて行われた。
年間で寝苦しいと感じる時期は「8月」が男性82.8%、女性84.6%といずれもトップになった。次いで「7月」(男性74.6%、女性78.0%)、「9月」(男性47.8%、女性57.2%)、「6月」(男性40.0%、女性57.2%)と、夏場の各月を答える人が圧倒的多数となった。
9月になると全体平均は52.5%まで下がるが、30代女性(62.0%)、40代女性(61.0%)においては全体平均を10ポイント近く上回り、6割を超える人が寝苦しさを感じると回答した。男性は「真夏の酷暑」にダメージを感じる人が多く、一方で女性は「残暑~秋に向けた季節の変わり目」にダメージを引きずる人が多いと同社は考える。
配偶者やパートナーと一緒に寝ている人は全体の24.6%。そのうち33.3%が「何らかの不満がある」と回答しており、特に女性は44.9%と、男性の21.0%と比較すると2倍以上不満を抱え る人の割合が高い結果となった。
特に「いびきや歯ぎしり、寝言がうるさい」(52.6%)、「エアコンの温度設定など、睡眠時の室内環境についての意見があわない」(45.6%)、「寝相が悪い」(42.1%)といった原因が、男性に比べて女性において多く挙げられた。
寝室を共にする配偶者・パートナーに不満を抱えている人のうち「不満はあるが問題ではない」と回答した人は26.8%にとどまり「別々の寝室で寝たい」(25.6%)「離れて暮らしたい」7.3%)と、本当は一緒に寝たくない人が3人に1人以上にのぼった。
また、男女別でみると、女性で「離れて暮らしたい」と回答した人は10.5%だったが、男性でそのように回答した人は0%と、「睡眠における配偶者やパートナーへの不満の大きさ」に男女間で差があることがうかがえる。