フジテレビの宮司愛海アナウンサーが10日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。パリオリンピックでの“疑惑のルーレット”について語った。

疑問の声に理解も「両者を称えたい」

宮司愛海アナウンサー

同局のニュース番組『Live News イット!』のキャスターとして、現地取材を行った宮司アナ。柔道混合団体決勝の日本対フランスでは、決着をつける代表戦の階級を決めるため、ルーレットを実施。その結果、代表戦は“男子90超級”に決定し、斉藤立選手とテディ・リネール選手が対戦したが、一本負けで日本は銀メダルという結果になった。しかし、デジタル抽選だったため、「出来レースなのでは?」という疑問の声が噴出。宮司アナは、「うーん、確かにね。“うわ~! 出来過ぎたストーリーだな……”って感じた部分もあったけど」と本音をつぶやきながら、「でも、勝つ人がいて、負ける人もいて。今回は負けてしまったけど、次は運が味方して勝つかもしれないし」と見解を示した。

「そのあたりはどうしても、イーッ! って言いたくなってしまうんですけど……。次に期待したいなって思うし、一生懸命頑張って応援したいなって思うし。まずは、頑張って戦った両者を、いい戦いをしてくれた相手を称えたいなと、私は現場で見ていて思います」と、自身の思いを打ち明けた宮司アナ。パリオリンピックでは、“疑惑の判定”も続出し、「今回は、審判の判定がどうとか、疑惑の判定がっていうのも、結構多く報じられているので。なかには、モヤモヤして本当に怒りが収まらない! っていう人もいると思う」と続けつつ、「必ず次はきっとあるし、今回悔しい思いをした人が、また物語を作ってくれると私は信じてるので。そんな気持ちで取材をしているところです」と力強く語っていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。