女優の桜田ひよりが主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『あの子の子ども』(毎週火曜23:00~)第7話が、きょう13日に放送される。
■桜田ひより×細田佳央太『あの子の子ども』
第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏の同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた今作。桜田が主人公の川上福を、細田佳央太が福の幼なじみで恋人の宝を演じる。脚本は蛭田直美氏、チーフ監督はアベラヒデノブ氏が務めている。無料見逃し配信(TVer、カンテレドーガ)の1週間の再生回数はすべての話で130万再生を突破しており、直近の第6話が第5話の再生回数を上回るなど、盛り上がりを見せている。
今夜放送の第7話で「妊娠、した」――福の言葉を聞いた晴美(石田ひかり)は、最愛の娘の思いも寄らない告白に衝撃を受けるが、すぐさま笑顔をつくり、泣きながら謝る福に「大丈夫」とやさしく声をかける。福は、宝(細田佳央太)と一緒に結論を出したいと伝えようとするが、「明日、もう一回一緒に病院に行こう。福はなんにも心配しなくていいから」と晴美は答えるだけだった。一方の月島家では、福の妊娠を知った直実(美村里江)が血相を変え、川上家へ謝罪に行こうとしていた。宝は、母の行動に戸惑いながらもなんとか話を聞いてもらおうとするが、直実は耳を貸さず、1人でタクシーに乗って出かけてしまう。当事者である自分たちが蚊帳の外に置かれ、大人によって結論が出されてしまえば、2人で一緒にちゃんと調べて、一個ずつ考えて、選んで決めようという福との約束を破ることになる――。宝は、調べたことをまとめたノートを手に、福の家に向かって走り出す。川上家を訪れた直実は、福と晴美に深く頭を下げておわびをし、バッグからあるものを取り出す。そしてそこに宝も現れ、4人は話し合いをするのだが……。
【編集部MEMO】
そのほか『あの子の子ども』では、茅島みずきが福のクラスメイトで親友の矢沢望を、JO1の河野純喜が矢沢に思いを寄せる飯田智宏を、前田旺志郎が宝の陸上部仲間の笹部隼人を、野村康太が福の兄で大学3年生の川上幸を、橋本淳が福の高校の担任教師・沖田侑斗を、野間口徹が福の父親・川上慶を演じる。