世嬉の一酒造は2024年8月9日、「ミラノ酒チャレンジ2024」において、純米酒部門で「純米酒 世嬉の一」がプラチナ賞を受賞、および「スパークリング世嬉の一」がシルバー賞を受賞したことを発表した。
イタリアミラノで開催する「MILANO SAKE CHALLENGE」は、2019年にスタートした日本酒品評会。イタリア料理とのペアリングの可能性や魅力をアピールするとともに、イタリアの人々に、その多様性や奥深さ、そして日本酒にまつわる日本の文化や慣習を知ってもらうことが目的となっている。
品評会では、イタリア人の酒ソムリエによる「酒テイスティング審査」、シェフやスペシャル食材パートナーによるイタリアの食材や料理との「フードペアリング審査」、著名デザイナーによる「デザイン審査」の3つのカテゴリーで審査が行われる。
この度、世嬉の一酒造は、41年ぶりの清酒製造の復活(2023年10月)から1年たたずして、プラチナ賞とシルバー賞のW受賞に輝いた。
プラチナ賞を受賞した「特別純米酒 世嬉の一」(2,000円)は、同社ブランドのオーソドックスな純米酒。酒米は特約農家で製造する五百万石を使用し、すっきりとして飲みやすく、香りの豊さが特徴の一品となっている。
シルバー賞を受賞した「スパークリング世嬉の一」(2,200円)は、タンク内二次発酵をするという清酒業界で画期的な手法で醸造しているスパークリング清酒。甘すぎずすっきりとした味わいの中に、しっかりとした自然の炭酸を感じられるという。