名古屋鉄道は、日本将棋連盟と協力し、「将棋の戦法・囲い」や「詰将棋問題」が掲載された車内ポスターなど将棋にまつわるコンテンツで車内を装飾した「将棋とれいん第二局」(4000系)を瀬戸線で8月28日から運行すると発表した。
名鉄は瀬戸線沿線の新たな価値創造に向けた活性化に取り組む「瀬戸線沿線価値向上プロジェクト」を実施。その一環として、将棋を通して地域の発展と活性化に取り組む日本将棋連盟と協力し、藤井聡太竜王・名人とゆかりのある瀬戸線のさらなる活性化をめざし、2024年3月に「将棋とれいんプロジェクト」を立ち上げた。
2024年3月に実施した「将棋とれいん」の第2弾として、瀬戸線を沿線地域・住民とのコミュニケーションメディアととらえ、瀬戸線の車両4000系1編成を将棋コンテンツで装飾した「将棋とれいん第二局」を8月28日から運行。「将棋の戦法・囲い」「詰将棋問題」「棋士のプロフィール」をデザインしたポスターで車内をジャックし、車体を将棋の駒がデザインされたステッカーで装飾する。
運行初日の8月28日、栄町駅にて10時50分から発車式を開催。同駅11時7分発の団体列車(尾張瀬戸行)を対象に行われ、日本将棋連盟会長の羽生善治氏、瀬戸市長の川本雅之氏、名古屋鉄道副社長の鈴木清美氏による挨拶など予定している。団体列車は瀬戸市・尾張旭市の小学校に在学中の児童50名が招待され(事前募集済み)、一般旅客は乗車不可。車内で将棋教室も開催される。
「将棋とれいん第二局」は11月下旬まで定期列車として運行。記念乗車券・入場券と記念キーホルダー、記念系統板マグネットの販売も予定している。