Visaは8月6日、パリ2024オリンピック競技大会開幕後初の週末における消費支出のパターンに関する最新データを公表した。

  • パリの小規模企業の売上対前年増加率

開幕後初の週末、パリの小規模企業におけるVisaカード保有者からの売上が前年同期比26%増加した。

  • 費目別の消費額増加率の上位

パリで消費額が最も増加したのは、劇場・ミュージアム(159%増)、食料品・雑貨(42%増)、飲食店(36%増)、小売(21%増)、エンターテインメント(18%増)だった。

  • 海外の国別の消費額の内訳

海外の国別の消費額の内訳では、米国のVisaカード保有者が最も多く(29%)、対前年増加率はブラジル(33%増)および日本(129%増)のVisaカード保有者が多かった。

  • 外国人の購入のうちタッチ決済比率は前年同期比9%増

パリにおける外国人の購入のうちタッチ決済比率は前年同期比9%増の78%だった。

オリンピック大会期間中のパリ行き航空券予約は前年同期比39%の増加。35歳未満のパリへの旅行者は前年同期比120%増加。パリへの旅行者数が前年同期比で最も増加したのは米国(64%増)、次いでドイツ(61%増)、スペイン(27%増)だった。パリ以外のオリンピック競技開催都市のサン=テティエンヌ(214%増)やリール(100%増)、マルセイユ(38%増)などでも消費が大幅に増加した。