恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは8月7日、金銭感覚や家族観などプロフィールに書きにくい本音の条件や価値観でマッチングできる機能「本音マッチ」の回答結果を発表した。本データは、2024年4月25日〜7月17日の期間、ペアーズ「本音マッチ」を利用したユーザーの回答データを集計したもの。
日常生活を送る中で、普段は意識しないのに一度気付いてしまうと"塵(ちり)も積もって山となる"ような価値観について分析。
日常的にランチに1,000円以上払うのはどうかを聞くと、男女ともに半数以上が「あり」と回答した。また、「互いの友達と仲良くしたい」か「二人の時間と友達の時間は分けたい」かを尋ねると、こちらも男女ともに回答が50%前後と価値観が二分する結果になったという。
次に、お互いの両親や家族についての価値観を聞いたところ、男性の6割以上が「親密な関係性」を望んでいる一方で、女性の6割以上が「ある程度の距離を置きたい」と回答し、男女の価値観がほぼ真逆の割合に。
また、子どもについての価値観を尋ねると、「子どもはいたほうが楽しい」と回答する男性が78%、女性が68%と多数を占めつつも、その裏で「子どもはいなくても楽しい」という男性が22%、実際に出産を経験する女性はやや高く32%が回答した。
付き合った後のスキンシップについては、「スキンシップをできるだけしたい」と回答した人は、男性も女性も共に9割以上の回答となり、性差関係なくスキンシップしたい意向を持っていることがわかった。
人前でイチャイチャすることについても聞いたところ、男性の61%が「抵抗がない」と回答しているのに対して、女性は80%が「やめてほしい」と回答。家の外での愛情表現については大きな隔たりがあり、この価値観のズレが女性の不満を生む可能性があることがうかがえる。
お金の使い方について聞いたところ、「お財布は別々」を希望する人が男性は83%、女性も過半数の55%の回答であった。また、二人で一緒にいるときの決断に関しては、男性の37%・女性の85%が「相手に委ねたい」と答えた。