東京・恵比寿発のスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」。この全国的に有名なコーヒー店がこのたび、大手コンビニチェーン「ローソン」とコラボ商品を開発。現在、全国のローソンで販売されている。しかもその数、全7種。……多っ!!

「ローソン×猿田彦珈琲」コラボ商品の全7種を実食!

その顔ぶれを見てみるとどれもこれも美味しそうなんだけど、これだけの種類があると全てを一気に食べるわけにもいかない。優先順位を付けて楽しんでいくのが得策だろう。

  • ローソンにスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」全7商品が登場

ということで、今回は全7種のコラボ商品を実際に食べて本音レビュー! 店頭で迷う前に、ぜひ参考にしてほしい。

8月6日より販売されている「ローソン×猿田彦珈琲」のコラボ商品は、「カフェラテロールケーキ(コーヒーゼリー入り)」「珈琲ティラミスタルト」「カフェラテ どらもっち」「コーヒーキャラメルデニッシュ」「コーヒークリームあんぱん」「カフェラテワッフルコーン」「チョコミントカフェラテ 220ml」の全7種類。

コラボ商品のジャンルも、ローソンが誇る「ウチカフェスイーツ」やベーカリー、アイス、チルド飲料と多岐にわたっている。

数も多いので、さっそくひとつひとつ実食していこう!

「カフェラテロールケーキ(コーヒーゼリー入り)」(268円)

ご存知のとおり、そもそもローソンのスイーツは総じてレベルが高い。特に「ジョブチューン」(TBS系列)でも満場一致合格で大絶賛されたウチカフェスイーツの「プレミアムロールケーキ」などはガチでウマいと評判だ。

  • 「カフェラテロールケーキ(コーヒーゼリー入り)」(268円)

そのDNAを感じる「カフェラテロールケーキ」も当然期待が高まる。カットして断面を見てみると、コーヒーゼリーがとろり。クリームも上部がコーヒー味で、下部がミルク味の二段構えになっているのがわかる。

実際に食べてみると、案の定、間違いのないクオリティ! ミルク&コーヒークリームは舌の上でスゥ〜っと溶け、コーヒー風味のスポンジはしっとり柔らかく、品を感じる味わいとなっている。上品な甘さはありながら、苦みの効いたコーヒーゼリーが味・食感ともに良いアクセントとなって全体を引き締めている印象だ。

「珈琲ティラミスタルト」(235円)

ローソンのスイーツといえば、ウチカフェスイーツの「タルト」も超有名。「珈琲ティラミスタルト」はコーヒーのほろ苦い風味が際立つ、コーヒーづくしのティラミスタルトだという。

  • 「珈琲ティラミスタルト」(235円)

実際に食べてみると、ザクザクしたクッキー感のある生地、なめらかで口溶けのいいチーズクリーム、濃厚な舌触りのチョコレートのマリアージュが絶妙。全体的に甘く、しっかり食べごたえのある作りとなっているが、いい感じでほろ苦さが際立っており、最後まで美味しく食べられる。当然ながら、ブラックコーヒーなどとの相性は最高だろう。

「カフェラテ どらもっち」(235円)

和スイーツの代表商品、ウチカフェスイーツ「どらもっち(あんこ&ホイップ)」を猿田彦珈琲がアレンジ。猿田彦珈琲のカフェラテを彷彿させる、軽やかで上品な甘さと香りが特徴だという。でも、本家の「どらもっち」の完成度がかなり高いだけに、カフェラテ風味が入り込む要素などあるのだろうか、などと思いながら食べてみると……

  • 「カフェラテ どらもっち」(235円)

うわっ、ウマッッッ! ちょっと驚きのウマさなんですけど! もはやジューシーささえあるもちもちの生地に、まろやかなカフェラテ風味の生クリーム、甘みと苦みが調和したコーヒーペースト、その中にはガリガリ食感の"珈琲キャンディ"も散りばめられていて食感も素晴らしい。これは正直、今回食べた中で際立って美味しかったかも……!

「コーヒーキャラメルデニッシュ」(171円)

続いては、惣菜パンの棚に並んでいる「ベーカリー」部門の「コーヒーキャラメルデニッシュ」を実食。冷蔵食品ではないので、これまで紹介してきた3商品より価格も控えめだが、サイズは大きめ。お得感がある。

  • 「コーヒーキャラメルデニッシュ」(171円)

実際に味わってみると、ふわふわながら歯切れのいいデニッシュ生地とコーヒーダマンドの芳醇な風味、そしてキャメルグレースの奥行きのある香ばしい甘みが好相性。甘さ控えめでなので、カフェラテなどと合わせるのも良さそうだ。

「コーヒークリームあんぱん」(160円)

こちらの「コーヒークリームあんぱん」も先程のデニッシュと同じく「ベーカリー」枠から登場したコラボ商品である。

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    「コーヒークリームあんぱん」(160円)

その中身は「コーヒーホイップクリーム」と「こしあん」の組合せ。実際に食べてみると、洋テイストのコーヒーホイップクリームの甘みとコク、そして和テイストのこしあんのまったりとした甘み、サラッとした舌触りがよくマッチしている。パン生地もしっとりしており、クリームやこしあんとも非常に馴染んでいる。コーヒーとあんこってこんなに合うんだな〜と、新しい発見があった気分。

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「カフェラテワッフルコーン」(322円)

ウチカフェの「アイス」枠である「カフェラテワッフルコーン」。なんと、カフェラテにはエチオピア産モカを使用しているのだという。さすが猿田彦珈琲、本格的。

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    「カフェラテワッフルコーン」(322円)

その味わいはというと、濃厚でクリーミーなバニラと香り高いコーヒーのバランスが絶妙! 口溶けもよく、ス〜ッと溶けていく。もっと甘みが前面にくるかと思いきや、意外にも爽やかでスッキリした後味となっているのも特徴的。カフェラテの苦味がそうさせているのだろう。こちらもバランス感に優れた逸品だ。

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「チョコミントカフェラテ 220ml」(218円)

最後は「チルド飲料」枠の「チョコミントカフェラテ」。チョコとミントは間違いないでしょ!……でも待てよ? チョコミントとカフェラテは……合うのか? 疑問に思いながら飲んでみると……。

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    「チョコミントカフェラテ 220ml」(218円)

すっごく新鮮! 結構、不思議な味である。どちらかというとチョコというより、ミントとカフェラテのコンビネーションといった作りになっている印象で、最初はミントのメントール感が前面に出てきて、後半になるにつれてカフェラテの甘み、旨みが表に出てくるイメージである。これは夏にピッタリだし、かなり面白い味なので、ぜひ多くの人に試してみてほしい。甘すぎないので、ブラックコーヒー派も美味しく楽しめるのではないだろうか。

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以上、ローソン×猿田彦珈琲のコラボ商品全7種。どれも個性的でクオリティが高いので、ぜひこの実食レポを参考に、気になった商品を試してみてほしい。